PRESS RELEASE

2017年6月15日
株式会社富士通エフサス

気仙沼市様の情報システム基盤を刷新し、
BCP、セキュリティ対応を強化Office 365ベースのグループウェアにより、庁内コミュニケーション活性化も実現

当社はこのほど、宮城県気仙沼市(市長:菅原 茂、以下、気仙沼市)様の情報システム基盤を刷新し、BCP、セキュリティ対応を強化するとともに、Microsoft Office 365(以下、Office 365)をベースとしたグループウェア導入により情報共有サービスやオンライン会議機能などの充実を図ることで、庁内コミュニケーションの活性化を実現しました。

具体的には、庁内端末約1,200台のデスクトップ仮想化やサーバ統合に加え、主要機器の冗長化により高信頼のシステムとするとともに、ネットワーク分離を図ることで、強固なセキュリティを確保しています。また電子掲示板やSkype会議、インスタントメッセージ機能などの利用頻度が増え、職員の皆様の円滑な情報共有に貢献しています。これらは、地震などの有事の際には、庁外からも利用でき、速やかな庁内の情報共有と市民の皆様への情報発信に役立ちます。

さらにオンサイトとリモートを組み合わせた最適な保守・運用サポートを行ない、管理者、職員の負荷を低減します。

当社は、今後とも自治体情報システムの信頼性、セキュリティ強化を推進し、自然災害に強く、安心・安全な住民サービスの提供に寄与してまいる所存です。

近年、自治体には、多発する自然災害に備え、BCP対応、有事の際の情報共有・発信機能を強化するとともに、マイナンバーの本格運用に伴い強固なセキュリティ対策が求められるようになっています。

気仙沼市様におかれては、こうした状況を踏まえ、情報システム基盤を刷新し、庁内端末約1,200台のデスクトップ仮想化やサーバ統合に加え、主要機器の冗長化を行い、BCP、セキュリティ対応を強化するとともに、Office 365をベースとしたグループウェアの導入により、情報共有サービスやオンライン会議機能、SharePointベースのアプリケーションなどを活用することで、庁内コミュニケーションの強化、業務効率の向上を図りました。またこのグループウェアは、地震などの有事の際には、庁外からも利用でき、速やかな庁内の情報共有と市民の皆様への情報発信を支援することで、安心・安全な街づくりに貢献します。

さらにオンサイトとリモートを組み合わせた最適な保守・運用サポートを実現し、管理者、職員の負荷を低減するとともに、システムの安定稼働を支えます。

導入システムの概要

今回導入したシステムは、庁内端末のデスクトップ仮想化やサーバ統合をはじめ、各種機器の冗長化対応、ネットワーク分離、Office365ベースのグループウェア導入などにより、高信頼・高セキュリティでありながら、職員の皆様の業務効率の向上を実現しています。

【グループウェア活用イメージ】

【グループウェア活用イメージ】

導入システムの特長

  1. BCP対応の強化
    • デスクトップ仮想化により、災害などで市庁舎内のクライアントPCが被害を受けても、別の場所でPC環境の利用が可能。
    • システムを構成する主要機器を冗長化することで、万一の障害の際にも最小限の影響で業務継続が可能。
    • クラウド型のOffice 365の導入により、有事の際には、庁外からもグループウェアの利用が可能。
  2. セキュリティ強化
    • 庁内、庁外のネットワークをそれぞれ分離し、機密情報の漏えいを抑止。
    • USBなどの外部デバイスの利用を制限し、データの不正持ち出しや持ち込みを防止。
    • 職員へのセキュリティ教育を実施し、情報保護対策に関するより一層の意識向上を実現。
  3. オンサイト、リモート両面での運用サポート
    • 気仙沼市内の保守会社と連携し、最短数十分程度の迅速なオンサイト対応を実現。
    • 富士通エフサス LCMサービスセンターで遠隔監視を行なうとともに、リモートメンテナンスを実施することで、運用負荷を低減。

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