2014年12月10日(水曜日)~12日(金曜日)の3日間、東京ミッドタウン(港区赤坂)において、「2014 TRON Symposium(TRONSHOW)」が開催されました。
本展示会は、トロンプロジェクトリーダーである坂村健 東京大学教授、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所長のT-Engineフォーラムが主催。どこでもコンピュータ (IoT=Internet of Things)、 ユビキタス・コンピューティング環境の実現に向けて、発足してから30年を迎えたトロンプロジェクトの最新の成果をご紹介しました。
富士通グループは今年も特別協賛として参加し、富士通フロンテックからは「RFID導入を容易にする新サービス」を参考出展しました。また、その他の富士通グループ会社からも様々な製品やソリューションをご紹介し、期間中は多数の方にご来場いただきました。ご来場、誠にありがとうございました。
会場受付の様子
富士通グループブース
富士通フロンテックは、RFIDの知識がなくても簡単に試行を始めることができ、そのまま本格運用へ移行できる新しいソリューションを参考出展しました。RFIDの基本機能をパッケージ化し、クラウドサービスとしてご提供するもので、RFID導入に必要となるシステム開発の負荷を低減し、サーバなどのインフラ設備にかかる初期投資を抑制します。本ソリューションによる実現例として、物流の入荷~棚卸~出荷までの各シーンについて、一連の実演デモを行いました。
トンネル型のゲートによる一括読み取り
特小ハンディリーダライタによる一括棚卸し
富士通コンピュータテクノロジーズからは、μT-Kernelおよび組込みLinuxの開発経験を活かし、各種組込み機器に最適で、IoTを支える組込みOS導入/開発支援サービスをご紹介。富士通セミコンダクターは、デザイン性、視認性の高い自動車向けHMI(Human Machine Interface)システムへ適用した、グラフィックス・ディスプレイ・コントローラを展示しました。また、富士通エレクトロニクスからは、富士通のアドホックネットワーク技術WisReedによって、自律的に構築されるメッシュネットワークの状態を確認することができる、通信モジュール評価キットをご紹介しました。
グラフィックス・ディスプレイ・コントローラ
WisReed通信モジュール評価キット(仮称)
ご来場いただいた多くのお客様の熱意にお応えするために、当社はこれからも最新の技術をもってご提案を続けてまいります。
当社では、本展示会でご紹介した製品以外にも、様々な製品やソリューション、サービスなどを紹介しています。この機会にぜひご覧ください。