ウエルシア薬局への導入で店舗60分/日、本部400時間/月の効率化を実現

経緯

TeamCloud/CM採用に至る道のり

TeamCloud/CMの導入前には、一部の店舗から不安の声もあがったそうです。そのような中にあって導入に踏み切ることができた理由をお伺いしました。

「TeamCloud/CMの利用で、釣銭準備金の最適化も実現します。警送回数を減らしてコストを下げる、それによってサービス単価を下げるという大きな課題にも対応できます。

しかし、警送回数や釣銭が減るという変化に対しては、抵抗があるという店舗もありました。
TeamCloud/CMなら必要な釣銭量をきちんと計算できる旨を伝えつつ、何とか説得し導入に至ることができましたが、これは富士通さんのシステムへの信頼感があったからです。ネットワークからハードウェアまで、店舗周りのシステムを以前から富士通さんにお願いしていたこともあり、非常になじみが深く、信頼していました。店舗のスタッフも、富士通という名前を聞くだけで安心するようです。万一の場合には、緊急釣銭を届けてくださるというお話もいただけました。

実店舗でしっかりとテスト運用をしていただき、問題ないことも確認できましたから、全店に展開する上での不安はなかったです」

TeamCloud/CMのご利用状況

現在ウエルシア様がTeamCloud/CMをどのようにご利用されているのか、導入状況はどうなのかなどをお伺いしました。

「2018年の4月から導入を開始し、2024年1月現在では2,000を超える店舗に入出金機が設置されています。今では、新店舗出店の際にも、必ず初日から稼働できるような体制が整っています。

TeamCloud/CMの入出金機は、警送会社が回収にくるまでの売上金、そして警送会社が届けてくれた釣銭の保管場所となっています。中身がPOSとつながっている金庫というイメージで、現金の流れを正確に把握することが可能になりました。導入前に使っていた2mを超える大型の金庫と比べると随分小さく（※）、省スペース化しました。

現在は非常に安定した稼働で、システム的なトラブルで情報システム部に問い合わせがくるようなことは皆無に近いです」

※入出金機は小型機、中型機、大型機から選択可能です。サイズが異なっても共通したアプリケーションが使えるので、店舗ごとにサイズを分けても問題ありません。