スマートファクトリーの実現は工場設備の稼働監視と工程進捗の可視化から
スマートファクトリー実現に向けたPoCの課題と解決策
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PoCを実施したが良い結果を出せていない
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PoCの目的が明確になっていない
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PoCを提案するベンダー側の技術が追い付ていない
スマートファクトリー実現に向けた手法として、まずは工場設備の稼働監視と工程進捗の可視化です。ただ、その前に立ちはだかるのがPoCにより成功への道のりを確実にすることです。本稿では、PoCの失敗によりスマートファクトリーへの道が険しくなっているお客様へ少しでもヒントとなるノウハウをご紹介します。
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解決策1
PoCの成功率は30%
スマートファクトリーのPoCを実施する場合、内容にもよりますが成功率は10~30%。よって、スマートファクトリー実現に向けたPoCは1つだけではなく、同時に3つまたは続けて3つくらい実施する。とりあえずやってみようではなく、現在抱えている課題を整理した上で実施することが重要です。
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解決策2
PoCの目的を明確にする
何のためにどの様なPoCをするかを十分お客様内で議論し、かつ、ITベンダーとも意見交換する事です。例えば、ひどい場合はデータを取るという手段が目的化し、製造現場の作業員にデータを取るという負担を増やしたが、データを有効に活用できていないというケースがあります。それは、目的が不明確なことから起因します。
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解決策3
PoCは大手ICTベンダーへ依頼すべき
ベンチャー系のICTベンダーは、お客様へご提案するソリューション数が少ないためPoCの成功率が下がります。スマートファクトリーのPoCを行う場合は、ソリューションを豊富に持つ大手ICTベンダーが無難です。仮にPoCを実施したいIoTツールが不足した場合でも、他の企業と連携しての提案力を持っています。
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