PRESS RELEASE

2017年3月7日
株式会社富士通エフサス

大和ハウス工業様の「働き方改革」にICTで貢献PC利用時間・業務内容の「見える化」を実現し、一人あたりの年間残業時間削減に寄与

当社は、大和ハウス工業株式会社様(代表取締役社長:大野 直竹様、以下、大和ハウス工業様)に、「FUJITSU Software IDリンク・マネージャ-Ⅱ」を導入し、同社が「働き方改革」の一環として掲げる「多様化する働き方に対応したワーク・ライフ・バランスの推進」を、ICTでサポートしております。

同社では、生産性の向上や社員の皆様が活き活きと働くことができる職場づくりを目指し、朝7:30以前、夜9:00以降の勤務を禁止する制度づくりや、残業の事前指示の徹底、時間外労働時間の「見える化」などを推進しています。

当社は、同社のこうした取り組みを「IDリンク・マネージャ-Ⅱ」の導入を通じて支援し、事前申請のない勤務時間外のPC利用を制限するとともに、残業が必要な場合は、残業時間や残業理由を上司へ申請する仕組みなどを構築しました。

これにより、残業時間ならびに業務内容の可視化が図れ、適正な労務管理を実現するとともに、タイムマネジメント意識の醸成、上司と部下のコミュニケーション強化により、さらなる効率化、仕事の配分のタイムリーな見直しなども可能となり、同社の社員一人当たりの年間所定外労働時間前年比10%強削減(注1)に寄与いたしました。

当社は、今後とも最新のICTで、お客様の「働き方改革」をサポートし、社員の皆様が活き活きと働くことができる職場づくりをお手伝いするとともに、さらなる生産性向上に資することで、企業競争力強化に貢献してまいります。

近年、多くの企業が、生産性の向上、ダイバーシティの推進、多様なライフスタイルへの対応などを目的に、「働き方改革」を推進しており、従来の労働慣行や人事制度の見直しを図るとともに、ICTを活用した新しいワークスタイルに取り組むケースが増えています。

大和ハウス工業様は、いち早く社員の皆様がライフイベントに合わせて活き活きと働くことができる職場づくりを目指し、朝7:30以前、夜9:00以降の勤務を禁止する制度づくりや、残業の事前指示の徹底、時間外労働時間の「見える化」など、積極的に「ワーク・ライフ・バランスの推進」「長時間労働の削減」を進めています。

当社は、同社のこうした「働き方改革」の取り組みを、ICTでサポートするため、「IDリンク・マネージャ-Ⅱ」を導入いたしました。本システムを大和ハウス工業様の勤怠管理システムと連携させ、出退勤情報などと連動させることで、事前申請のない勤務時間外のPC利用を制限するとともに、残業が必要な場合は、予定残業時間や残業理由を上司へ申請する仕組みを構築しました。

これにより、上司は部下の残業時間、同時間の業務内容を確実に把握できるようになり、適正な労務管理を実現するとともに、タイムマネジメント意識の醸成、上司と部下のコミュニケーション強化により、さらなる効率化、仕事の配分のタイムリーな見直しなども可能となりました。この結果、大和ハウス工業様の他の施策と合わせ、同社の社員一人当たりの年間所定外労働時間削減に寄与することができました。

今後、大和ハウス工業様は、「IDリンク・マネージャ-Ⅱ」をグループ全体へ展開していく予定であり、当社は、大和ハウス工業様の情報システム子会社である株式会社メディアテック様(代表取締役社長:足立 充生様)とともに、その取り組みを支援してまいります。

導入システムの概要

今回導入したシステムは、大和ハウス工業様の勤怠管理システムと連携させ、勤務時間外警告やPC利用延長申請などの仕組みを構築することで、PCの利用時間や業務内容の「見える化」を実現するものです。

「IDリンク・マネージャーⅡ」運用イメージ

【「IDリンク・マネージャーⅡ」運用イメージ】

ご参考:「IDリンク・マネージャ-Ⅱ」の概要

「働き方改革」の支援を目的に、終業時刻前などの特定の時刻に、PCに定時退社促進や残業申請起票のポップアップメッセージを表示させ、社員のワーク・ライフ・バランス向上を推進するとともに、事前申請のない残業を抑止するソフトウェアです。

勤怠管理システムとの連携も可能で、出退勤時刻、勤務予定時間をPCのログオン・ログオフと連動させることにより、勤務時間外のPC利用をシャットダウン、ログオフなどで制限し、コンプライアンス対応にも寄与します。

[商品名]

FUJITSU Software IDリンク・マネージャ-Ⅱ

[特長]

  • 残業が必要な場合は、上司に業務内容とあわせて申請することで、時間外の業務内容を「見える化」
  • 全社単位ではなく、一部署や部門単位での小規模な導入ができ、スモールスタートが可能
  • 外部システムとの連携APIを用意しているため、既存の勤怠管理システムとの連動も可能
  • PCのログオン/ログオフ時間を外部システムへ出力し、勤怠管理システムの打刻時間とつきあわせが可能

[導入効果]

  • 労務管理を適正化し、不必要な残業やサービス残業、長時間労働を抑止
  • 上司が部下の残業理由を把握できるようになり、組織マネジメントやコミュニケーションを強化
  • 定時退社の促進により、社員のワーク・ライフ・バランス向上を推進
  • 残業の削減に貢献することで、人件費、光熱費などのコスト低減が可能

[システムイメージ]

[システムイメージ]

[販売価格]

製品名 販売価格(税別。ソフトウェアのみ)
IDリンク・マネージャーⅡV1 基本 (50ユーザーライセンス付) 442,500円
(100ユーザーライセンス付) 570,000円
(300ユーザーライセンス付) 1,065,000円
(500ユーザーライセンス付) 1,500,000円
(1000ユーザーライセンス付) 2,550,000円
  • 別途、システムの設計・構築やソフトウェアサポートサービスもご用意しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • (注1)
    社員一人当たりの年間所定外労働時間前年比10%強削減
    大和ハウス工業様では、朝7:30以前、夜9:00以降の勤務を禁止する制度づくり、残業の事前指示の徹底や時間外労働時間の「見える化」などのシステム面での改革に加え、長時間労働者に対する役員面接の実施や有給休暇の取得推進といった様々な取り組みにより、2015年度の社員一人あたりの年間所定外労働時間につき、前年比44時間減の378時間を実現しました。

関連リンク

以上

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