BGFリテール様

生活をもっと便利に

BGFは、韓国のソウルに自社初となるレジのない無人コンビニエンスストアをオープンしました。これは、デジタル技術を活用した従来式小売店舗の変革であり、コスト削減と同時に同社に持続的な成長をもたらす取り組みです。買い物客は、アプリまたは自身の手をかざすことで、富士通のPalmSecure技術を採用したセキュリティゲートから店内に入り、買い物を始めることができます。

富士通は、無人店舗に関する知識を豊富に持っていました。富士通のおかげで、わずか1か月でこのソリューションを構築することができました。

BGFリテール イノベーション部
ウングァン・リー 氏

背景

リテールの未来:キャッシュレスで無人のコンビニエンスストア

変化し続ける韓国経済、人件費と法定最低賃金は上昇を続け、BGFの利益と成長が抑制され、店舗の運営コストは上がり続けています。

「リテール業界の課題は、人件費の上昇、少子化、高齢化による労働人口の減少です」とBGFのリテールイノベーション部のウングァン・リー氏は説明します。「私たちの事業は人手が頼りです。人件費の上昇は、必然的に経費の上昇につながります。BGFはこの課題を解決するため、店舗無人化のさまざまなソリューションを検討してきました。」

お客様が入店し、買いたいものを取って、そのまま店から出ていく。その間にスタッフやレジとのやり取りが一切無く、支払いは自動決済というアイデアは、BGFにとって魅力的でした。これはイノベーションと成長のための大きな機会ですが、このアイデアを共に実現してくれるテクノロジーパートナーがBGFには必要でした。

経緯

AIを活用したソリューション

富士通は、AIによる顧客行動認識技術と商品認識技術を組み合わせたソリューションを提供しました。事前に登録されたユーザーは、店舗への出入りの際に認識され、その購入内容に応じて決済が行われます。

ウングァン・リー氏はこう説明します。「このソリューションでは、お客様が何を棚から取ったか、何を棚に戻したかを追跡するためにカメラとセンサーを使っています。お客様が商品を持ってゲートを通過すると、そのお客様に紐づくアカウントに課金されます。お客様が棚に商品を戻したら、その商品はバーチャルカートから削除されます。レジやレジ待ちの行列は不要になります。お客様が店舗を出たあと、登録されたクレジットカードで決済が行われます。」

効果と今後の展望

協働、イノベーション、信頼

「店舗の無人化は富士通無しでは実現できませんでした。」とウングァン・リー氏は言います。「富士通の提供するデータ駆動型のアルゴリズムと機械学習は、進化を続けています。彼らは、AIを使った顧客行動認識技術と商品認識技術を組み合わせたソリューションを提供してくれました。そして富士通のPalmSecureは、手のひら静脈認証技術を使っており、非接触なので安全で衛生的です。これで行列やレジを無くすことができます。」富士通のPalmSecureは非接触型のリーダーを使用し、導入は簡単ですが、高精度です。静脈は皮膚の内部にあり、人によって異なる多くの特徴を有しているため、改ざんがとても困難です。そのため、非常に高い安全性を確保できるのです。

ウングァン・リー氏が言うように、非常に短期間でソリューションが構築されました。「富士通は、無人店舗に関する知識を豊富に持っていました。富士通のおかげで、わずか1か月でこのソリューションを開発することができました。稼働後1年間で、このシステムで目立った問題はまったくありませんでした。」

常駐スタッフ無しでの店舗運営が可能になったBGFは、他の店舗へもこのソリューションを展開する予定です。ウングァン・リー氏はこう付け加えます。「一般のお客様がこのサービスをもっと利用できるようにする、それが私たちの目標です。顧客体験の変革は困難が伴いますが、これからも試行錯誤を続けていきます。将来、お客様が認証不要で自由に出入りできる無人店舗を作ることができると思っています。」

富士通とBGFは、このビジョン実現のために協働し続けていきます。ウングァン・リー氏はこう続けます。「BGFはBe Good Friends(良い友人になろう)の略ですが、富士通こそ私たちの良き友人です。」

BGFリテール

業種小売業
所在地韓国
従業員数10,000名以上
Webサイトhttp://www.bgfretail.com/Open a new window
http://www.bgfretail.com/companyEng/main.do (英語)Open a new window

[2021年掲載]

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