ハードウェアを冗長構成にすることにより、構成要素の一部が故障しても残りの構成要素で十分な処理機能をもたせ連続運転が可能になります。PRIMEQUESTでは、ハードウェア構成のメモリ、CPU、I/O、伝送路、電源系などの、ほとんどの部分を冗長構成とし、メモリをはじめハード故障時も、ソフトに影響を与えず運転継続が可能となり、高信頼、高可用性を図っています。
メモリをはじめハード故障時も、ソフトに影響を与えず運転継続 (システム停止回避)
メモリミラーを適用するパーティションでは、ソフトウェアから見たメモリ容量の倍の物理メモリ容量が必要
メモリを二重化し、二重化したメモリ両方にデータを書き込みます。片方のメモリで訂正不可能なエラーが発生した場合には、もう一方のメモリのデータを使用することで、ECC(Error Check and Correct)では訂正不可能なマルチビットエラーなどからデータを保護し、システムの継続運転と安定した動作を実現します。