Reserved SB機能とは、あらかじめ筐体内に予備のシステムボード(SB)を実装しておき、万が一、本番運用中のシステムボードに障害が発生した場合でも、故障したシステムボードを自律的に切り離し、予備のシステムボードを短時間(リブート)で組み込んで、システムボードを交換することができる機能です。PRIMEQUEST 1000シリーズは、全モデルでReserved SB機能をサポートしています。Reserved SB機能を利用すると、システムボード上でハードウェア障害が発生したとき、以下のような利点があります。
また、PRIMEQUEST 1000シリーズでは、運用中(開発系)のパーティション内のSBも予備のSBとして指定できます。この機能を使用すると、予備のSBをより有効に活用できます。
予備SBを用意しておくことで、万が一、運用中SBに障害が発生した場合でも、当該業務は自動で予備SBへ交替(要リブート)。信頼性要件のレベルによってはクラスタ代替として利用可能。
ハード交換を待たずに障害サーバの復旧が可能
予備のSBは開発・検証用途などに利用することが可能(障害時はshutdownされます)