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遠州信用金庫様(静岡県浜松市)

掲載日:2013年10月10日

ATMも当金庫の顔。CSナンバーワン金融機関を目指して。遠州信用金庫様(静岡県浜松市) FACT-V X200、ATM Comdisplay導入事例。

【導入事例概要】
業種 金融
製品 FACT-V X200ATM Comdisplay
【課題と効果】
1 ATMは重要なチャネルであるため、使いやすい印象を持っていただきたい。 矢印 スピード、視覚、心地よい音の3つの面で大きく進歩したという評価を顧客から頂いた。
2 ATMコーナーはポスター類が雑然としており、美観を損ねていた。 矢印 顧客へのメッセージやキャンペーン案内などを、ポスターからATM Comdisplayに変更することで、ATMコーナーの美観が改善できた。
3 顧客メッセージをATM操作画面で表現することに限界があった。また、メンテナンス性も重要。 矢印 ATM Comdisplayにすることで、表現の自由度が増加し、メンテナンスも容易なため、積極的な活用が可能となった。
遠州信用金庫様外観

静岡県浜松市中区に本店を置く遠州信用金庫様を訪ねました。2013年4月よりFACT-V X200の稼働を開始、ATM Comdisplay(コムディスプレイ)のファーストユーザ様でもあります。ATMは金庫の顔、そして重要なチャネルであると言う遠州信用金庫様、導入の経緯や機種選定のポイントなどをお聞きしました。

遠州信用金庫様は、静岡県西部地区を営業拠点とし、地域におけるCSナンバーワン金融機関を企業理念とされているお客様です。ATM導入にとどまらず、ATMの美観、またお客様への有効なメッセージ発信などATMに対する期待の高いお客様です。理事の鈴木 靖様にお聞きしました。

ATMも当金庫の顔

理事 鈴木 靖様

「営業時間外はATMが当金庫の窓口となりますので、ATMは当金庫にとって重要なチャネルと考えています。しかし、このチャネルは顧客との会話ができないため、いかにして使いやすい印象をもっていただくかが大切なポイントになります。窓口係の印象が遠州信用金庫の顔となるのと同様、ATMの印象も当金庫の顔になると考えています」

ATMコーナーの美観

「導入した細江支店のATM利用件数は全店で5位であり、繁忙日には現状の2台体制では列が発生していました。利用顧客数の増加により細江支店に1台追加するため機種選定をしました。ATMの基本である“故障の少なさ”や“利用しやすさ”は当然として、当金庫では“美しい”という視点を持って選定しました。従来からATMのコーナーは美観が悪く、ポスター類が雑然としており、何とかしたい、この状態を断ちたいという思いで検討を開始しました」

斬新なデザインに不安も

イルミネーションで操作を誘導

「誘導イルミネーションやユニバーサルデザイン、まさに“美しい”という条件にピッタリでした。当金庫は地方の信用金庫ですので、斬新なデザインが顧客に受け入れられるかどうか心配しました。導入前に現物を見せて頂いたところ、余計な心配であったことを実感、直ぐに導入を決断しました。操作の快適性が必ず受け入れられるだろうということは、自分自身の経験からも確信しました」

顧客へのメッセージ配信

「従来から顧客へのメッセージはATMの操作画面によるものであったため、画面で表現することの限界があり、もっと自由に顧客 アピールできるツールがないかと考えていました。サブディスプレイに表示するとしてもメンテナンスが容易なものが必要であり、この2点を十分に満足するものが富士通でした。顧客目線で考えた時、取引操作などは誘導ランプと音で分かりやすく、現金やカードの取り忘れでATMを離れた時に音で注意を促す対策もあり、画面の上に物がおかれていた場合の不都合も解消され、お客様からの苦情も激減しました」

ATM Comdisplay

新製品のATMコムディスプレイの画面表示例

「検討の基本方針である“美観の維持”のためには、ポスター類の整理が課題でした。この課題を解消してくれるハードウェアについては、他社の製品をいくつか検討しましたが、コスト面でのハードルとATMのデザインに釣り合わないなどのデメリットがありました。そんな折に新製品のATM Comdisplayの提案を受け、課題を解消する製品であると認識し、導入を決定しました」

導入後の評価

「今回の導入で旧機種とFACT-V X200を並べて設置することになり、利用頻度の高い顧客からはスピード、視覚、心地よい音の3つの面でずいぶん進歩したという評価を頂いています。特にイルミネーションについては“きれいだね”という好感触の声が多く聞かれます。金庫側から見た場合、ATM Comdisplayを採用したことで、顧客へのメッセージの自由度が大幅に増加、キャンペーンの案内など積極的に活用することが可能となりました」

細江支店でお聞きました!

(右)支店長 河合 正雄様(左)次長 鈴木 大介様

当社三世代のATMが並ぶ細江支店で河合支店長様、鈴木次長様へ使い心地などをお聞きしました。

「やはり画面がずいぶんときれいになったと感じますね。画面に触れた時、タッチした反応が優しいですし、タッチした時の音も優しく、操作もスムーズにできるようです。旧機種のATMのように、画面のボタンを強く押すような動作はないですね。ボタンを押した後の画面の切り替えなど、フォワーン・・と切り替わるという感じ・・言葉では表しにくいんですが、スムーズですね。ブルーのイルミネーションが優しく光るなど、ずいぶん進化していると感じています」

「全国ネットのテレビにえんしんの細江支店が紹介されて感激しました。ありがとうございます!(注)」とお声を頂きました。ポルトガル語案内の紹介でしたのでブラジルのお客様がいらっしゃったら良かったんですが、撮影の日はおりませんでしたなど、撮影の裏話などもお聞きしました。

(注)2013年5月、フジテレビ系の番組「超潜入!リアルスコープハイパー 銀行&ATM禁断の裏側全部見せますSP」の中で、遠州信用金庫のATMではポルトガル語で音声案内が可能という内容で、細江支店のFACT-V X200が紹介されました。

【遠州信用金庫様 概要】(2013年3月末現在)
本店 静岡県浜松市中区中沢町81-18
設立 気賀信用組合を設置(1950年3月)
合併 引佐信用金庫、浜名信用金庫が合併し遠州信用金庫へ(1971年4月)
職員数 371人
ホームページ http://www.enshu-shinkin.jp/

実際に細江支店でATM Comdisplayを拝見し、表示されるコンテンツのバリエーションが大変多く、想像していた以上に、しっかりと使いこなされているのを見て、大変嬉しくなりました。
富士通グループは、これからも遠州信用金庫様のニーズにしっかりとお応えし、システムの提案、導入、運用をトータルでサポートしてまいります。取材ご対応ありがとうございました。

(注)本事例は、富士通株式会社、宇式エンジニアリング株式会社、富士通フロンテック株式会社で対応した商談です。

遠州信用金庫様が選んだのはFACT-V X200です。

「FACT-V X200」、ATM上部に設置可能な横長液晶ディスプレイ「ATM Comdisplay」

従来のFACT-V(ファクトブイ)シリーズに込められたユニバーサルデザインへの想いを受け継ぎ、ATMを利用される方への「心地よさ」を徹底的に追求した製品です。お客様が近づけば、息吹を感じるイルミネーションでお出迎え。心を落ち着かせるブルーの光とやさしい音で、親切ていねいに、スムーズな操作をお手伝いします。

ATM Comdisplay(コムディスプレイ)は、ATM上部に設置可能な19.2型横長液晶ディスプレイです。ATMを操作するお客様に向けてタイムリーにさまざまな情報をお知らせができます。さらに、お客様のカード情報をキーに、金融機関の顧客情報管理システムと連携することで、より適切なメッセージを表示することもできます。

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