FUJITSU Software NetCOBOL
V12 強化ポイント
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索引
Windows (64bit) - V12.2.0における強化ポイント
V12.2.0の強化ポイントは、以下のとおりです。
Windows Server 2019対応 (BE/SE/EE)
Windows Server 2019をサポートしました。
データ項目の境界の指定をサポート (BE/SE/EE)
SYNCHRONIZED句を指定したデータ項目を、NetCOBOL固有の境界に合わせるか、システムの境界に合わせるか指定できるようになりました。
トランザクションにおけるカーソル動作指定をサポート (BE/SE/EE)
データベース(SQL)機能において、トランザクション確定時のカーソルの動作を指定できるようになりました。
標準入力のパイプ対応 (BE/SE/EE)
標準入力の入力元として、パイプからのデータ読み込みをサポートしました。
翻訳前ソース変換機能の強化改善 (BE/SE/EE)
以下の機能強化改善を行いました。
- 以下の変換対象を追加しました。
- 組合せ比較条件の略記法
- 数字編集項目の比較・転記
- 項類が数字の特殊レジスタの転記
- 表意定数の比較
- 変換オプションASSIGNを追加しました。
- プリコンパイラ適用前のオリジナルソースプログラムの行番号に対応した翻訳時メッセージの出力をできるようになりました。
- プリコンパイラ適用前のオリジナルソースプログラムを被デバッグプログラムとして、デバッグができるようになりました。
- 翻訳オプションCURRENCYにより、通貨記号の扱いを指定できるようになりました。
- Unixの改行コードの変換情報ファイルに対応しました。
- 変換情報ファイルのオープン時のエラー検出を強化しました。
MeFt/Web HTML変換方式でのマルチウィンドウ対応 (SE/EE)
MeFt/Web HTML変換方式の画面表示形式として、コントロールサイズ内にすべての画面を疑似的なウィンドウで表示する形式を選択できるようになりました。
SIMPLIA機能改善 (EE)
SIMPLIA TF-MDPORT
- 他社コード(IBM/KEIS/JIPS(E)/JIPS(J))とUnicode(UCS-2/UTF-8)間の変換をサポート
V12.2.0では、上記以外にもさまざまな機能を追加しています。上記以外の追加機能については、リリース情報 (A4・96ページ) (853 KB) を参照してください。リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。
Windows (64bit) - V12.1.0における強化ポイント
V12.1.0の強化ポイントは、以下のとおりです。
cobolコマンドの-vオプションの改善 (BE/SE/EE)
NetCOBOLのバージョン情報に加え、コンパイラの制御レベル(応急・緊急・固有修正のレベル)が出力できるようになりました。
ダンプ機能の提供 (BE/SE/EE)
実行可能ファイルとオブジェクトファイルのダンプ情報を出力する機能を提供しました。これにより、以下が確認可能になり、運用トラブル時に調査に必要な情報を収集できるようになります。
- 目的プログラムを作成したときの翻訳オプション情報
- 実行可能ファイルを構成するプログラム名を表示
- プログラム間で統一することが推奨される翻訳オプションを表示
移行支援機能の提供 (BE/SE/EE)
移行支援機能として以下の機能を提供しました。
- Micro Focus COBOL向けソースプログラムをNetCOBOL用に変換するプレコンパイラとソースコンバータを提供
- Micro Focus COBOLの順・相対・索引ファイルをNetCOBOLのファイル形式に変換する機能を提供
MeFt/Web HTML変換方式の機能強化 (SE/EE)
MeFt/Web HTML変換方式において以下の機能が強化されました。
- 画面定義体/ウィンドウ情報ファイルのサポート範囲拡張
画面定義体で指定できるプロパティのサポート範囲を拡張しました。また、ウィンドウ情報ファイルに指定できるキーワードのサポート範囲を拡張しました。
- HTML生成コマンドのウィンドウ情報ファイル指定
HTML生成コマンドで画面定義体を変換する際、ウィンドウ情報ファイルを指定できるようになりました。
- カスタムHTMLファイルチェック機能
カスタマイズしたHTMLと、HTMLを生成する際に指定した画面定義体を比較し、各項目の妥当性についてのチェックができるようになりました。
- 業務起動コマンドのログレベル指定
業務起動コマンドのログにクライアントに送付したHTMLの内容を出力しないことを選択できるようになりました。
Jアダプタクラスジェネレータ強化 (SE/EE)
Java11に対応しました。
プログラム改修支援機能の提供 (EE)
プログラム改修支援機能として以下の機能を提供しました。
- システム改修の準備段階において、実行可能ファイルを作成したときのソースファイルが複数見つかる場合に対し、どのソースファイルを使っていたか特定できる機能を提供
- ビルドにおいて修正の影響がないプログラムの再翻訳を行わない機能を提供
SIMPLIA機能改善 (EE)
SIMPLIAにおいて、以下の機能を改善しました。
- TF-LINDAのレコード形式画面/一覧形式画面において、コード変換エラーとなる場合の表示を改善しました。
- TF-EXCOUNTERにおいて、帳票(CSVファイル)の出力タイミングの改善をしました。
- MF-STEPCOUNTERにおいて、GUIからの計測処理中に計測エラーが発生した場合でも、処理を続行するオプションを追加しました。
PowerSORT機能強化 (EE)
PowerSORT機能において以下の機能を強化しました。
- データ形式として、富士通メインフレーム形式浮動小数点をサポートしました。
V12.1.0では、上記以外にもさまざまな機能を追加しています。上記以外の追加機能については、リリース情報 (A4・80ページ) (766 KB) を参照してください。リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。
Windows (64bit) - V12.0.0における強化ポイント
V12.0.0の強化ポイントは、以下のとおりです。
COMP-6のサポート (BE/SE/EE)
USAGE IS COMPUTATIONAL-6句を記述して、Micro Focus固有の符号の領域がない内部10進形式のデータを扱うことができるようになりました。
各種サブルーチンのサポート (BE/SE/EE)
以下のサブルーチンが使用できるようになりました。
- Micro Fucus COBOLのCBLサブルーチン
- IBMのLEサブルーチン
開発環境の機能強化 (BE/SE/EE)
NetCOBOL Studioにおいて以下の機能が強化されました。
- Eclipse4.6基盤への変更
エディタの分割表示やショートカットキーによるフォントサイズの拡大・縮小などにより、エディタ使用時の操作性を向上させることができます。
また、高解像度ディスプレイ環境でもツールバーのアイコンが拡大表示されるため、操作性を向上させることができます。
- COBOLソースの拡張子にデフォルト(*.cob,*.cobol)以外の拡張子を使えるようになりました。
- サブディレクトリにおいたファイルをビルド対象に含めることができるようになりました。
MeFt機能の強化 (SE/EE)
和暦の元号をカスタマイズできるようになりました。
MeFt/Web機能の強化 (SE/EE)
MeFt/Web(ActiveX)において、和暦の元号をカスタマイズできるようになりました。
MeFt/Web HTML変換方式サポート
画面定義体をHTMLに変換することで、スマートデバイスなど多様な環境で表示ファイルアプリケーションを活用することができるようになりました。
SIMPLIA機能の強化 (EE)
SIMPLIAにおいて、以下の機能を強化しました。
SIMPLIA TF-MDPORT
- 領域溢れ時における動作を改善
- レイアウト定義機能において、日本語(N)項目属性の領域長を2倍または1/2に変更する機能および、自動的に相対位置を振り直す機能を追加
SIMPLIA MF-STEPCOUNTER
以下の操作性を改善しました。
- 測定結果表示画面のソート機能
- ステップ数計測オプション画面
富士通メインフレーム浮動小数点演算エミュレータ (EE)
内部浮動小数点の形式として富士通メインフレーム形式の浮動小数点データを扱うことができるようになりました。
PowerSORT機能の強化 (EE)
PowerSORTにおいて、以下の機能が強化されました。
- データ形式として、NetCOBOLのCOMP-6をサポートしました。
V12.0.0では、上記以外にもさまざまな機能を追加しています。上記以外の追加機能については、リリース情報 (A4・73ページ) (720 KB) を参照してください。リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。