マルチライブラリ機能は、バックエンドに2台の実テープライブラリを接続することができる機能です。トリプルセーブ機能は、デュアルセーブ機能に加え、3番目のデータを2台目のテープライブラリに複製する機能です。
ETERNUS CSは通常、1台のバックエンドテープライブラリを使用しますが、マルチライブラリ機能を使うことで同時に2台のバックエンドテープライブラリに接続することができます。
このマルチライブラリ機能とデュアルセーブ機能を併用し論理ボリュームを2台のテープライブラリに保存されるよう設定することで物理ボリューム(LTOカートリッジテープ)の二重化を図る事ができます。この場合物理ボリュームのメディアエラーだけでなくテープライブラリのダウンに対しても冗長化を持たせることができます。
トリプルセーブ機能は、デュアルセーブ機能に加えて3番目のデータを別のライブラリに複製します。
論理ボリュームを1台のテープライブラリに2つ、2台目のテープライブラリ1つ。と、3つのデータを保存することができます。
遠隔地など、異なる場所にあるテープライブラリへのデータ確保等に有効です。
マルチライブラリ機能 | ETERNUS CS1000, ETERNUS CS2000 |
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トリプルセーブ機能 | ETERNUS CS2000 |
(注)本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。