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Fujitsu

Japan

最新SPARC64 VII搭載SPARC Enterprise 性能強化

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

最新SPARC64 VII搭載SPARC Enterprise 性能強化

2009年10月13日

UNIXサーバで世界最高性能を達成

富士通と米Sun Microsystems社は、性能を強化したSPARC Enterprise™ M9000, M8000, M5000, M4000の販売を開始いたします。
最新クアッドコアプロセッサ「SPARC64™ VII」の動作周波数を最大2.88ギガヘルツ(以下、GHz)に向上させることにより、従来製品と比較して最大25%の性能向上を実現。最上位機種「SPARC Enterprise M9000 」は、SPECint®_rate2006(整数演算性能ベンチマーク)で、UNIXサーバで世界最高という圧倒的な性能を達成しています。(注)

また、SPARC64 VIIは、既にご導入いただいているSPARC Enterpriseへのプロセッサ追加や入れ替えが可能です。そのため、お客様は既存のサーバ資産を有効活用しながら、システムの性能向上を実現できます。

性能、信頼性に優れ、投資保護にも配慮したSPARC Enterpriseは、ミッションクリティカルシステムに最適なプラットフォームとして、お客様のビジネスの成長と投資価値向上に貢献してまいります。そして、富士通は高い技術力によりSPARC/Solarisサーバの開発と提供を継続し、お客様に安心してお使いいただけるよう尽力してまいります。

ミッションクリティカルを支える高信頼性

SPARC Enterpriseは、富士通が50年以上にわたり培ってきたメインフレーム技術のDNAを継承しています。プロセッサ等のLSIレベル、ディスク・電源・ファン等のユニットレベル、クラスタ等のシステムレベルのそれぞれにおいて、徹底的に信頼性を追求しています。個々の信頼性を積み上げることで、システム全体の可用性の向上を実現。24時間365日安定稼動を求められるミッションクリティカルシステムを強力に支えます。

お客様の投資を保護するSPARC Enterprise

富士通は、SPARC EnterpriseとSolaris 10をはじめとする高いテクノロジーやサービスの提供により、お客様のIT投資を保護し、ビジネスの発展を支援いたします。

プロセッサの混在搭載

SPARC64 VIIは、同一筐体および同一パーティション内で、SPARC64 VIとの混在搭載が可能です。特に同一パーティション内での混在搭載は、他社UNIXサーバでは実現できていない特長です。この優れた技術により、既に導入いただいているSPARC EnterpriseへのSPARC64 VIIの追加や入れ替えが実現できます。
既存サーバを有効活用しながら性能向上が可能となるため、将来を見据えた長期的な投資保護に貢献します。

Solarisの互換性と「Solaris 8/9 Containers」によるスムーズな移行

Solaris OSは従来のバージョンとのバイナリ互換を確保しており、お客様の既存Solaris資産をSPARC Enterpriseヘシームレスに移行できます。加えて、システム検証等で最新サーバへの移行が難しい場合は、仮想化機能「Solaris 8/9 Containers」により、迅速かつ低コストでの移行が可能です。Solaris 8/9 Containersは、旧Solaris OSとそのアプリケーション環境をSPARC Enterpriseでそのまま動作させることができるマイグレーションツールです。お客様システムの稼働状況や移行検証状況に合わせて、段階的に最新のSolaris環境に移行していただくことができます。お客様のIT投資を保護しながら、最新システムへの移行を可能にします。

継続的なSPARC/Solarisサーバの強化

富士通は長年にわたり、高性能・高信頼のSPARC/Solarisサーバを提供し、多くのお客様のビジネスを支援してまいりました。
これらの実績が評価され、日経コンピュータ2009年8月19日号の「第14回顧客満足度調査」UNIXサーバー部門において、富士通は第1位という栄誉を賜ることができました。

今後も、高い技術力により、SPARC/Solarisサーバの開発や提供を継続し、お客様に安心してお使いいただけるよう尽力してまいります。

注:[SPECint_rate2006の性能値および測定環境(2009年10月13日現在)]

・SPARC Enterprise M9000
測定値(Peak): 2,590
測定環境:SPARC64 VII(2.88GHz)× 64CPU(256コア)、Solaris 10、Sun Studio 12 Update1
(2009年10月13日時点で、本性能値はSPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)へのsubmitを完了しています。)

・IBM Power 595
測定値(Peak): 2,080
測定環境:POWER6(5GHz)×32CPU(64コア), AIX V6.1、XL C/C++ Enterprise Edition V9 for AIX
(出典:SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation))

・HP Integrity Superdome
測定値(Peak): 1,650
測定環境: Dual-Core Intel Itanium 2 9050(1.6GHz)×64CPU(128コア)、 HP-UX 11i、HP C/aC++ Developer's Bundle C.11.23.12
(出典:SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation))

[SPECint_rate2006]
SPECint_rate2006は、ハードウェア処理を総合的に評価するベンチマークテストにおいて、一定時間に処理可能な整数演算タスク数(スループット)を示す指標です。ベンチマークテストの詳細および最新情報は、SPECをご覧ください。


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。