FUJITSU Server PRIMEQUEST 2000シリーズ 機能・アーキテクチャー サーバ管理専用ユニット MMB
PRIMEQUESTには装置全体を管理するMMB(サーバ管理専用ユニット)が搭載されています。MMBは専用のCPUやメモリを持ち、MMBファームウェアが動作しています。MMBファームウェアはWebユーザインターフェイスを提供しており、接続したPCなどからPRIMEQUEST管理操作を可能にします。PRIMEQUEST筐体とパーティションごとのリモート操作が可能となり、複数業務が稼動するPRIMEQUESTを効率的に管理することができます。
PRIMEQUESTはMMB Web-UI画面による操作が基本となっており、ハードウェアの状態監視や構成情報表示、エラー情報表示、パーティション管理、ネットワーク管理、電源制御などの運用管理機能を備えています。
また、PRIMEQUESTでハードウェア故障などのイベントを検出すると、運用管理ソフトウェアへのSNMP Trap通知やシステム管理者へのメール通知を設定することができ、常に画面を監視していなくても異常を知ることができます。
主な機能
- メインラインスイッチ電源投入後のシステム全体またはパーティションの電源投入と切断
- ファンや電源系ユニット、SB、IOユニットなどの全コンポーネントおよびコンポーンネント内のCPU、メモリ、HDDなどユニットの構成表示と故障や異常の監視
- 各パーティションのハードウェアの一元管理・監視、構成変更
- Webサーバを内蔵しており、リモートPCのWebブラウザ (GUI) から簡単操作
- ログ採取・表示、イベントの通報(E-mail通知、SNMP Trap)
高セキュリティ
- 独自プロトコルで内蔵管理LAN通信を行い、標準プロトコル前提のアタックを阻止し、パーティション間の汚染伝搬を防止
- サーバ管理インターフェース(Web Server、SNMP)をMMBに封印し、セキュリティホールの温床をブラックボックス化
- 特定のパーティションの操作のみ許可されたユーザ定義を追加。パーティションに対する誤操作や悪意を持った操作を防止
リモートコンソール(Video redirection)
管理LAN経由でMMBへ接続したリモートPCのWebブラウザで、OSコンソール機能もサポート
(BIOS、ブルースクリーン表示等のOS保守も可能)
- 各パーティションのハードウェア制御とOS制御をPC1台に集約
- OSコンソール (ディスプレイ装置) の物理的制約 (接続距離・設置場所) から解放
- バーチャルメディア機能により、リモートPCの光学ドライブなどをPRIMEQUESTのパーティションから利用可能
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