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インタビュー1
富士通の垂直統合型商品とは

キーワード ICTのトレンド/ICT投資の課題と解決/ビジネスのイノベーション

当ページはPRIMEFLEX for Cloudを含む、富士通の垂直統合型商品全体のコンセプトに関するインタビューです。

維持・運営コストを低減し、変革・成長を加速させる 富士通の垂直統合型商品

ビッグデータ活用、クラウドやモバイルの発達、ソーシャルネットワークの普及など、企業を取り巻くICT環境は急速なスピードで変化しつつあります。こうした変化の背景と、企業におけるICTは変化にどのように対応していけばよいのか。統合商品戦略本部 バイスプレジデント 谷村勝博とデータセンタープラットフォーム事業本部 データセンタープロダクト事業部 事業部長 泉田直樹に話を聞きました。

飛躍的に向上したICTが生み出すイノベーションと新しいICTへの投資おける課題

最近は、営業活動やマーケティング、製品開発等でビッグデータやソーシャルネットワークといった新しいICTを活用しようとする企業が増えつつあるようです。その背景には何があるのでしょうか。

谷村:最も大きい背景は、ICT機器の飛躍的な性能向上により、従来のようなバックオフィスの生産性向上やビジネスプロセスの効率化だけでなく、ビジネスや社会の課題そのものを解決する力を、ICTが持ち始めていることです。

たとえば、農業・エネルギー、環境といったこれまでICT活用の進んでいなかった分野でも、ビッグデータ活用により新たな知見が生み出されています。

また、クラウドやモバイルの発達により、フロント(現場)の人々にサービスを提供することで、迅速な判断や行動を支援することも可能になっています。

統合商品戦略本部
バイスプレジデント
谷村 勝博

ICTがもたらす社会やビジネスの変革(イノベーション)によって生み出される新たな価値が、競争力の源泉となることに、多くの企業が気づきはじめたといえるでしょう。ただ一方で、多くの企業にとって、こうした新しい価値創出につながるICT投資に踏み出せないことが、大きな課題となっています。

企業が新しいICT投資に踏み出せない理由は何でしょうか。

谷村:2つの要因があると思います。

1つは、これまで個別最適化に重点をおいてシステム導入してきた結果、既存システムが大規模化・複雑化し、その維持・運営に膨大なコストがかかっていることです。

もう1つは、新規ビジネスに必要な業務システムを立ち上げる際に、必要なハードウェア・ソフトウェアを組み合わせてシステムやアプリケーションを構築する従来型の手法では、時間やコストがかかりすぎてしまうことです。

既存システムの維持・運営に手一杯で、新しいICT投資ができない。かつ、従来の開発手法にも問題であるということですね。解決策はあるのでしょうか。

谷村:富士通としては、まずは既存システムを効率化して維持・運営にかかるコストを低減(モダナイゼーション)し、その上で新しい価値の創出・変革(イノベーション)につながるICTを実現していく必要があると考えます。

そこで我々が提案するのが、既存のICTシステムのモダナイゼーションをはかり、イノベーションを加速するプラットフォームである垂直統合型商品です。

モダナイゼーションを実現し、イノベーションを加速する富士通の垂直統合型商品が持つ3つの特長と商品展開

富士通の垂直統合型商品とは、どのような商品なのでしょうか。

泉田:垂直統合型商品とは、ハードウェアとソフトウェアを統合し、あらかじめ検証したうえでお客様にお届けするシステムのことです。その特長は大きく三点あります。

第一は、「最新の技術を低リスクで導入できる」ことです。当社の垂直統合型商品は、高性能・高信頼なハードウェアと操作性に優れたソフトウェアを、業務やアプリケーションに応じて最適な形で設計し、構築・検証して提供します。柔軟性・拡張性を持たせて統合していますので、お客様の状況に応じた構成を選択いただくことで、安心して最新の技術を最適な形で導入いただくことができます。

第二は「すぐに使える」ことです。工場で構築し、お客様ごとの基本情報を設定した状態でお届けするため、短期間かつ低コストで高品質なシステムをすぐにご利用いただけます。

データセンタープラットフォーム
事業本部
データセンタープロダクト事業部
事業部長 泉田 直樹

第三は「運用・保守を効率化できる」ことです。当社が長年培ってきた運用・保守のノウハウを商品に組み込んでいるため、運用・保守プロセスの多くが自動化・簡易化されています。運用・保守の飛躍的な効率化により、システム運用者は利用部門からの新たな要望にも迅速に応えることが可能になります。

このように、システムの導入から、運用・保守にわたって、管理者にとっても、システム利用者にとっても高い利便性を実現することができるのです。

ICTライフサイクル全般にわたる最適化を実現できるということですね。

泉田:そのとおりです。大規模化・複雑化したシステムを、ICTライフサイクル全般にわたって最適化することで、維持・運営にかかっていたコストを低減(モダナイゼーション)し、社会やビジネスの変革(イノベーション)を加速する。それを実現するプラットフォームが、当社の垂直統合型商品なのです。

垂直統合型商品の具体的な商品展開についてお聞かせください。

泉田:当社では、汎用型と特化型、2タイプの垂直統合型商品を展開しています。

汎用型モデルである「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for Cloud(以下、PRIMEFLEX for Cloud)」を核とするインフラ基盤をはじめ、富士通のプロダクトとサービスとの融合により、お客様の様々なサービスや業務に最適化された垂直統合型商品を順次提供していきます。

富士通の垂直統合型商品の将来展望とビジネスイノベーションへの貢献

垂直統合型商品の将来展望についてお聞かせください。

泉田:インフラ基盤層では、セキュリティを含めてネットワークをさらに統合し、より使いやすく、より変化に強いインフラを目指します。

アプリケーション層では、ワークロードの特性に合わせて、最適なリソースを割り当てられる仕組みを考えています。それにより、お客様はインフラ基盤層を気にすることなく、業務に最適な商品を選んでいただけるようになります。

また、今後はISVやSIerといったパートナーの皆様との関係もこれまで以上に強化していきたいと考えています。

インフラ部分は当社がしっかりと準備し、その上にパートナー様のアプリケーションをのせ、パートナー様自身に独自の付加価値をつけていただき、共にビジネス展開していきやすい仕組みを提供していきます。

谷村:今後、更なるパートナー様との連携強化を考えた時には、プラットフォームをもっとオープンにしていかなければならないと考えていて、OSS(Open Source Software)の技術も積極的に当社の垂直統合型商品に取り入れていきたいと考えています。

それにより、オンプレミスのシステムも当社のデータセンターから提供されるサービスも、あるいは他のパブリッククラウド上のサービスも、同じ基盤上にあるように見えるようになるでしょう。

最後に、企業のビジネスイノベーションへの貢献について、お聞かせください。

谷村:先に述べたイノベーションの分野は、費用対効果の予測が難しいのも事実です。

そこで、当社の垂直統合型商品を活用いただければ、まずは、パブリッククラウド上でスモールスタートできるシステムを構築し、お客様と当社で一緒に効果を測定のうえ、十分な投資効果があると判断できてはじめて、オンプレミスの本格的なシステムを立ち上げるという効率的なシステム構築が可能になると考えています。

垂直統合型商品は、お客様のシステムの作り方やICTに対する考え方を変える力を持っていると考えています。今後も当社は、お客様のICTシステムの変革をサポートする垂直統合型商品を提供していきます。システムのモダナイゼーションを実現し、イノベーションを加速する当社の垂直統合型商品に、是非ご注目ください。

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