フジトラニュース読者の皆さま、2023年もフジトラニュースをご愛読頂き誠にありがとうございました。今年も残すところあと数日となりましたね。おかげさまでこの1年間、フジトラニュースでは70本の記事を公開することができました。皆さまの記憶に残る記事が1本でもございましたら幸いです。
2023年最後の更新となる今回は、今年公開した70本の記事の中から最も読まれた人気記事5本をご紹介いたします。なぜ人気だったのかという編集部による考察も併せて載せておりますので、是非ご覧ください。
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3分で分かる、富士通統合レポート2023
2023年10月、当社グループは「富士通統合レポート2023」を発行しました。統合レポートとは自社の事業活動や価値創造に向けた取り組みについて、財務情報だけでなく、環境・社会・ガバナンスなどの非財務情報を一体的なストーリーとしてまとめたものです。
「富士通統合レポート2023」には今年発表したビジョンや中期経営計画など、当社グループに関する様々な情報を掲載しています。この記事では、重要なポイント3点を抜粋して、3分程度で読んでいただける記事としてお届けしております。
編集部コメント
本来、長くて読みづらい企業の財務・非財務情報や中期経営計画などを、3分で読めるように簡単にまとめた点が好評でした。まだ読んでいない方、富士通のビジョンがさくっと読める記事になっていますので是非ご覧ください。
「変わり切れない」富士通を動かした「人起点」の全社変革とは -前編-
富士通が2020年に全社変革の取り組みをスタートさせてから約3年が経過しました。その間、富士通はどう変わってきたのでしょうか。フジトラの実践的なアプローチを解説した書籍「HUMAN∞TRANSFORMATION」を上梓したRidgelinez(リッジラインズ) 代表取締役CEOの今井 俊哉と、フジトラの陣頭指揮を執ってきた富士通 執行役員EVP CDXO(兼)CIOの福田 譲に、これまでの変革の道のり、現在、そして、今後の取り組みを聞きました。前編・後編の2回に分けてお届けしています。
編集部コメント
本記事は多くのコメントもお寄せいただき、反響を呼んだ記事でした。中には「まだまだ概念的な理想を求める段階にあり、次は社員が現実に落とし込む行動が大切だと思う」等のようなありがたい叱咤激励のコメントも頂きました。編集部一同、全社変革を推し進める一社員であるということを改めて自覚し、フジトラニュースを発信していきます。
人的資本経営、どう進める?~大手5社の人事トップが本音で語った
近年、「人的資本経営」が注目を集めています。2018年12月、国際標準化機構(ISO)により人的資本情報開示のガイドライン「ISO30414」が定められ、ヨーロッパの一部企業ではこれに基づく情報開示が始まりました。続いて2020年には、米国証券取引委員会が上場企業に対して、人的資本の情報開示を義務化しています。
こうした動きも踏まえた上で、日本では人的資本経営をどう進めるべきか。2022年3月から6回に渡り、富士通・パナソニック・丸紅・KDDI・オムロンの5社のCHRO(最高人事責任者)が集まり、それぞれ人的資本経営をどう考え、どのように進めていこうとしているのか、また、企業価値向上につながる人的資本経営のあり方について議論を重ねてきました。
このラウンドテーブルでの議論の成果をまとめた『CHRO Roundtable Report』の公開にあたり、ここでは参加した各社のCHROが1年をかけた議論を振り返り、その成果や気づき、今後の展開などを語り合いました。
編集部コメント
「大手企業のトップが語る」というワードがフジトラニュースの読者に多いビジネスマンの興味関心を引いたと推測しています。また、アンケートにて「各社の人的資本経営の考えを拝見し勉強になった」というコメントもあり、就職活動中の学生にとっても、企業を選ぶ参考になる記事になったのではと考えています。
日本初、富士通の「卓越社会人博士制度」とは~アカデミックな研究と社会課題解決を両軸で支える
日本では博士課程に進学する学生が減少傾向にあり、欧米諸国と比べても博士号取得者の数が少ないという現状があります。専門人材の不足による研究開発力の低下は、日本の国際競争力や世界におけるプレゼンスの低下など深刻な問題につながることが懸念されます。こうした状況の中、富士通は九州大学、東京大学と連携し、日本初の「卓越社会人博士制度」を開始しました。富士通株式会社 執行役員 EVP 富士通研究所 博士の岡本 青史に、制度を制定した背景や制度の概要、今後の展望などについてお話を聞きました。
編集部コメント
様々な問題から、博士課程へ進みたくても進めない学生をサポートする富士通の制度をご紹介しています。この取り組みは読者から多くの共感を呼び、公開後X(旧Twitter)で広く拡散されました。
富士通が挑むセルフブランディング:写真1枚で心理的安全性10%向上
企業カルチャーの重要性は今や無視できないレベルに達しています。その主な理由は、企業の革新と生産性を高めるため、カルチャー自体が変革の引き金となるからです。しかし、カルチャーを変えるのは容易なことではなく、ユーザーエクスペリエンス(UX)の観点から従業員が心地よく感じる新たなアプローチが必要となります。そこで注目したいのが、富士通が推進する「ワタシブランディング」です。セルフブランディングを企業カルチャーとして導入し、その結果、心理的安全性が10%向上するなど驚きの効果を発見しています。この記事では、その秘訣について紐解いていきます。
編集部コメント
本記事では、「ワタシブランディング」の具体的な施策として、証明写真や未設定が目立つ社員のプロフィール写真を素敵な写真に変えようという有志活動を紹介しています。オンライン会議が当たり前になった今の時代のニーズをしっかり押さえている活動ということが、人気記事になった理由の一つと考えています。
フジトラニュースは2021年6月に立ち上がりました。富士通の熱い取り組みのお届けを開始してから約2年半。ここまで更新を続けてこられたのは、読者の皆さまがいるおかげです。
2024年も、フジトラニュースは社会課題解決に向けた富士通の様々な取り組みを、できるだけわかりやすく、タイムリーに、心を込めてお届けできるよう努めてまいります。引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
来る年が、読者の皆さまにとって健康で幸せな年になりますように。
フジトラニュース編集部一同