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Japan

セミナー「パリ協定発効 ~変革の時代におけるビジネス戦略~」

(2016年12月)

開催趣旨:
温室効果ガス削減の新たな枠組みであるパリ協定が2016年11月4日に発効しました。 米国・中国の二大排出国に加え、インド、EUを含む190を超える国と地域が参加し、「脱炭素」に向けての動きが加速しています。世界の主要企業はビジネスの主導権を握り、自社の技術を世界に普及させるための戦略展開を図っています。こうした状況を踏まえ、変革に向けたビジネスに対応するための社員向けセミナーを開催しました。

環境セミナー告知ポスターの写真

講演1「脱炭素社会に向けた国際動向」

国立環境研究所 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室
室長 江守 正多様

世界動向や今後の気温上昇予測によって、特に貧しい人や将来世代が深刻な被害を受けることを解説。パリ協定という制度によって、ビジネスでは環境対策された製品・サービスでなくては選ばれないステージに来ていることをご説明いただきました。

江守 正多様の写真

講演2「脱炭素社会に向けた国際動向」

公益財団法人 地球環境戦略研究機関 グリーン経済領域
主任研究員 松尾 雄介様

松尾様からは、残されたCO2排出上限まであと20年分しか余裕がなく、海外企業の電力インフラ事業の例や、再エネ価格の低下と資源会社からの投資の撤退が始まっているなど、CO2排出ゼロに向けたビジネスシーンの変化をご説明いただきました。

松尾 雄介様の写真

ビジネスへの影響討議

江守様、松尾様、(ファシリテータ)環境本部グリーンソリューション推進部

パネルディスカッションでは、トランプ大統領の誕生と気候変動対策、カーボンプライシング導入、サスティナビリティ・ブランド、海外企業の先見性など、大変詳細に渡った議論が交わされました。

パネルディスカッションの写真

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