飛翔体に平面波を照射した場合を想定した散乱断面積解析の事例を紹介します。
| 飛翔体 | 長さ | 3.1m |
|---|---|---|
| 直径 | 13cm |
(材質: 2.2e+7[S/m](本体), PEC(安定翼))

| 解析領域 | 3.4m × 0.6m × 0.6m |
|---|---|
| 格子数 | 680 × 120 × 120 (980万格子) |
| 格子サイズ | 5mm (~λ/20程度) |
| 解析時間 | 40ns
Δt=9.44[ps], 4238ステップ |
| 波源 | 立体波源 (3GHz, 水平偏波, -X方向) |
| 境界条件 | PML吸収境界条件 |
立体波源は、直方体形状の三次元領域を指定して同領域内に一様な平面波を励振する波源です。限られた領域内で回折の影響を受けることなく一定の平面波を励振することができます。また平面波の進行方向を任意に指定することも可能です。





立体波源は限られた解析領域のなかで回折の影響を受けずに一様な平面波を励振する必要があるケースに有効です。