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Fujitsu

Japan

Poynting for Microwave 解析事例
大規模解析向け出力データ削減機能による出力データ量の最適化

大規模な解析では電磁界の分布を出力する場合、出力データ量が非常に大きくなることがあります。本機能を利用することにより、解析精度を保ったまま出力データ量を1/10以下に削減できます。

検証モデル

4層プリント回路基板モデル

4層プリント回路基板モデルの図
  • 解析領域:
    161×134×41[mm]
  • モデル:
    121×94×1[mm]の4層プリント回路基板
  • 最小線路幅:
    ~0.2mm
  • 解析対象周波数:
    ~4GHz
  • 格子数:
    1625×1278×49(1.02億格子)
  • 最小格子サイズ:
    0.075[mm]
  • ステップ数:
    20945ステップ(2.00[ns])
  • 出力データ:
    ・ 基板各層の電磁界マップ(4枚)
    ・ 遠方界(1個)
  • 出力ステップ間隔:
    500ステップ
    → 47.7[ps]間隔、計42コマ

検証結果

電磁界マップ出力例(1層目、電界|E|)

電磁界マップ出力例の図(1)データ削減なし
(1) データ削減なし

電磁界マップ出力例の図(2)データ削減あり
(2) データ削減あり

遠方界出力例(RadiationPatternEMI、スペクトル出力)

遠方界出力例の図(1)データ削減なし
(1) データ削減なし

遠方界出力例の図(2)データ削減あり
(2) データ削減あり

出力データ量

(1) データ削減なし ・・・ 合計 10.4[GB]
(2) データ削減あり ・・・ 合計 0.98[GB]

解析精度を保ったまま出力データ量を1/10以下に削減!


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