[対応機種]
Si-Rシリーズでは複数台のルータで経路および機器冗長化を実現するVRRP (注)をサポートしています。
インターネットVPNに障害が発生した場合、バックアップルータ経由で継続して通信を行い、障害復旧時には自動的に通常経路への切り替えを行います。また複数台のルータを使用して負荷分散させることも可能です。装置インタフェースのリンクダウンのみでなく、通信先IPアドレスとの疎通条件に応じた切替えをおこなうことで、ダウンタイムをより短くすることが可能です。
(注)VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol):ルータの多重化を行なうためのプロトコル。