大容量データをテープで手軽に管理できる最新技術 LTFS
2015年5月25日
現在、データ量は爆発的に増加しています。しかし、データ増加に対応するためにはハードウェアはもちろん、運用管理に至るまでのコスト増が避けられません。こうした手間も時間もかかる課題を解決するのが「LTFS」です。

LTFS(Linear Tape File System)とは、磁気テープ内のデータをHDDやUSBメモリなどのデータと同じようにファイル単位で取り扱うことを可能とする機能です。磁気テープのオープン規格であるLTO-5からサポートされています。以前はベンダーの専用ソフトウェアで運用しなくてはならなかった磁気テープでしたが、データの保存形式の共通化、Linuxの標準コマンドでの操作、特定ファイルへのアクセスを可能にし、HDD内のデータのような簡単な操作での利用を実現しました。

保存データの爆発的な増加に伴う、ストレージ(HDDなど)のコストが大きい。
長期に保存しなければいけないデータ容量が見通せない。
長期保存したいから、データを消せない。

富士通では、ETERNUS LT テープライブラリでこのLTFSに対応し、お客様の多様なデータの効率的な活用に応えています。テープストレージが用いるバックアップソフトは複数あり、それぞれ独自のコマンドやナレッジに基づくデータ管理を求められます。このため、一度使ったバックアップソフトを使い続けなくてはならないというベンダーロックインに対し、LTFSによって全ベンダー同一のデータ記録方式を実現。長期のデータ保存に適し、導入・運用コストを抑制できるLTFSは、コールドデータの保管などで大きな効果が期待されています。
【LTFSを実現する製品ラインナップ】

掲載日:2015年5月25日
日付: 2015年5月25日
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