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Fujitsu

Japan

ネットワークの設定/表示:データリンクの統計情報の表示

コマンド

/usr/sbin/dlstat

注釈rootユーザでのみ実行可能です。
注釈Oracle Solaris 11で追加されたコマンドです。

形式

dlstat [オプション] インターフェース名 データリンクに関する実行時統計情報を報告します。

オプション

-i 間隔 統計情報が更新される間隔を秒単位で指定します。
-o フィールド 表示する出力フィールドのコンマ区切りリストを表示します。
-r 受信側の統計情報のみを表示します。
-t 送信側の統計情報のみを表示します。
-f ファイル名 ネットワーク使用率の履歴の拡張アカウンティングレコードが読み取れるファイルを指定します。このオプションはサブコマンドの後に指定します。
-e 時間 データ表示の開始時刻と停止時刻を指定します。時刻は、MM/DD/ YYYY,hh:mm ss の形式で指定します。hh は、24時間表記を使用します。このコマンドはサブコマンドの後に指定します。
show-link システム内の既存のデータリンクを表示します。
show-phys データリンクの物理属性を表示します。
show-aggr 1つの集積体についてポートごとの統計情報を表示します。

使用例

dlstat
dlstat -r -i 1

すべてのリンクの統計情報を表示します。

# dlstat

LINK    IPKTS   RBYTES    OPKTS   OBYTES
net2        0        0        0        0
net1  226.17K   17.39M        0        0
net3        0        0        0        0
net4        0        0        0        0
net0        0        0      475   36.70K
net5        0        0        0        0

5秒ごとの統計情報を表示します。

# dlstat -r -i 5

LINK    IPKTS   RBYTES    INTRS    POLLS   IDROPS
net2        0        0        0        0        0
net1  226.22K   17.40M  226.22K        0        0
net3        0        0        0        0        0
net4        0        0        0        0        0
net0        0        0        0        0        0
net5        0        0        0        0        0
net2        0        0        0        0        0
net1        2      146        2        0        0
net3        0        0        0        0        0
net4        0        0        0        0        0
net0        0        0        0        0        0
net5        0        0        0        0        0
net2        0        0        0        0        0
net1        3      206        3        0        0
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関連情報

  • ネットワークインターフェースの設定(ifconfig
  • 通信の疎通確認(ping
  • ネットワークインターフェース情報の表示(ifconfig
  • ネットワークの到達経路の確認(traceroute
  • ネットワークに関する情報表示(netstat