Oracle Solarisコンテナ:Oracle Solaris 10 新機能
応用編:Systemwalker Service Quality Coordinatorによるリソース管理
Systemwalker Service Quality Coordinator(システムウォーカー サービス クオリティ コーディネーター)は、ITシステムが提供するサービス品質を可視化し、システムを構成する 個々のサーバから収集した性能情報を様々な角度から監視・分析するソフトウェア製品です。
本ソフトウェアを使用して、Solarisコンテナ使用時のCPU、メモリの稼働状況を確認することができます。

特長
- プロセッサセット(pset)単位でリソースを監視
Solarisコンテナのリソース監視は、プロセッサセット(pset)毎に行います。psetに割り当てられているzoneのCPU、メモリ使用率を監視することができます。
- 利用者の目的に合わせて表示のカスタマイズが可能
24時間前までさかのぼってデータを表示したり、表示間隔を1~10分の間で設定することができます。
- リソースの使用率が設定値を超えるとアラームを通知
あらかじめしきい値を設定しておき、CPUの使用率がしきい値を超えると、運用管理者に通知します。
利用による効果
- 容易なリソース管理
例えば、CPU使用率の高いzoneにはCPU割り当てを増やしたり、CPU使用率に余裕がある場合、新しくzoneを構築して別の業務を稼動させるなど、監視を行うことでより有効にリソースを活用できます。
Solarisコンテナ目次
- 概要
- 機能編
Solarisゾーン
1つのSolaris OS上に、複数の仮想Solaris環境を作成する機能を紹介。
Solarisリソースマネージャ
業務の優先順位に応じて、リソースを割り当てる機能を紹介。
Solarisコンテナデモ
図やアニメーションにて、CPUの割り当てを変更する様子を紹介。
- 応用編
Systemwalker Service Quality Coordinatorによるリソース管理
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