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富士通のUNIXサーバが選ばれる7つの理由
- お客様アプリ資産を保護し移行コストを削減できるOS -

 

Oracle Solaris はバイナリ互換を常に保っています。そのため、お客様のアプリケーション資産をそのまま最新のOSで利用することが可能です。注1
さらに、Solaris 8, Solaris 9, Oracle Solaris 10, Oracle Solaris 11 は 仮想化機能を用いることで、移行期間も大幅に短縮可能です。

圧倒的な移行費用

既存のSolarisサーバを、新しいSolarisサーバへの移行した場合と、Linuxサーバへ移行した場合を比較すると、インフラ設計・構築や、アプリケーションの移行だけでも、Linuxサーバへ移行した場合は高額な移行費用が発生します。一方で、Solarisサーバでは、「Oracle Solarisゾーン」、「Oracle VM Server for SPARC」、「ハードウェアパーティション」という無償の仮想化製品を活用し、既存のSolarisサーバを集約することで、低コストなハードウェア・ミドルウェア環境を構築できます。さらに、Solarisはバージョンが異なる場合も互換性が維持されるので、リスク抽出も事前に行うことができます。

SolarisとLinuxの移行関連費用項目別比較
費用項目 Solaris To Solaris Solaris To Linux
ハードウェア/OS費用
仮想化製品はほとんど無償のため、仮想化集約するほど、お得。

ハードウェア単体であれば、PCサーバの方が安いものの、仮想化製品は有償が多いため、集約するほど高くなる。
ミドルウェア費用
Solaris、Linuxともに大差なし。

Linux、Solarisともに大差なし。
インフラ設計・構築
既存環境の約80%のドキュメントが流用可能。

全て新規作成で旧環境との照らし合わせが必要。
アプリ移行
バイナリ互換あり。

全アプリケーションに移行(ポーティング)作業が必要。

さらに

リスク/不安
互換性があるため、机上である程度の移行リスクの予測が可能。

異OSなので机上では未知。

実際に、Solarisサーバの移行費用を算出すると、SolarisサーバからLinuxサーバへ移行するよりも、SolarisサーバからSolarisサーバへ移行する方が格段に低コストであることがわかります。

とあるお客様が5年前に購入された3台のSolarisサーバを移行した場合。Solarisサーバへ移行するよりも、Linuxサーバへ移行する方が1.5倍もの移行のための費用が発生することがわかりました。

さらに、運用コストを考えると、この差はもっと広がっていくこともわかっています。

LinuxとSolarisの移行費用比較

短期間・低コストでビジネスのスタートアップを支援

低コストでの移行を実現する「CPUコア アクティベーション」

富士通のUNIXサーバ SPARC M10では、業務量の増加に応じて、システムを停止せずにCPU能力を段階的に増強できる「CPUコア アクティベーション」機能があります。
CPUコア アクティベーションを活用することで、1コア単位で段階的なリソース追加ができるため、初期導入時に将来の業務量が計画できない場合でも、安心してスモールスタートが可能です。

サーバの使用開始当初、すぐに利用しないコアは未アクティベートにしておき、必要な時に増強することにより、急な負荷増加にも対応する柔軟性と、業務計画に合わせてきめ細かく対応できる拡張性を実現し、初期投資を抑え、お客様のTCOを最適化します。
SPARC M10-1は2コアから、SPARC M10-4/M10-4Sは4コアから導入でき、Building Block方式でサーバを増設していくことで、最大1024コア(M10-4Sの場合)までシステムを拡張できます。

CPUコア アクティベーションの利用イメージ

短期間での移行を実現する「Oracle Solaris Legacy Containers」

Solaris 8、Solaris 9環境のシステムを、短期間で最新Solarisサーバへ移行できる仮想化機能「Oracle Solaris Legacy Containers」を活用すれば、数ヶ月でシステムの移行が実現します。
現在使用されているSolaris 8、Solaris 9 システムのイメージアーカイブを作成して、最新SolarisサーバのOracle Solaris上に用意したSolaris 8, 9用コンテナ環境へ展開(コピー)するだけで、移行は完了です。

Oracle Solaris Legacy Containersを活用した導入事例

  • 日野自動車株式会社様
    国内の販売会社を支援する営業支援システムの更新に伴い、Solaris Legacy Containersによる仮想化で移行コストの削減、移行期間の短縮を実現。 さらに複数拠点に散在していたサーバを集約することによりトータル運用コストを1/4に削減。
  • 東京青果株式会社様
    データ量の急増や性能低下、ハードウェア更新時期に対応するため、「Solaris 9 Containers」により低コスト・短期間で最新サーバに移行。 サーバ統合を図り、性能の大幅な向上を実現。
  • 大成建設株式会社様
    SPARC Enterpriseを中心に基幹システムを刷新。Solarisコンテナを活用したサーバ統合によりサーバ台数の大幅削減、リソースの有効活用を実現。 Solarisの互換性とSolaris 8/9 Containersの活用により、既存資産の移行もスムーズに実施。

(注1)古いプロトコルや特定のミドルウェアに依存したアプリケーションは除く。

掲載日:2017年8月16日

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