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リテールテックJAPAN 2016 レポート

2016年3月8日(火曜日)~11日(金曜日)の4日間、東京ビッグサイト(江東区有明)において、第32回流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2016」が開催されました。

本展示会は、POSなどのレジ周辺機器や電子決済、本部・店舗システム、オムニチャネル、物流関連システムなど、流通業のサプライチェーンとマーケティングを進化させるIT機器・システム、関連サービスを紹介する場として毎年開催されています。
本年は流通業界向けソリューションを提供する代表的な企業156社が出展し、日経メッセ 街づくり・店づくり総合展の合計では208,195人、リテールテックJAPAN(SECURITY SHOW含む)は129,448人の方が来場されました。

来場者で溢れる会場エントランス来場者で溢れる会場エントランス

富士通グループは、小売業様のビジネスの拡大へ貢献するパートナーとして、「Connected Retail.」 ~小売業様のビジネス変革を支え、ともに流通の未来を創る~をコンセプトに、お客様導入事例・当社の取組み、及び2016年度に発表・販売予定の新製品を中心にご紹介いたしました。
期間中は多数の方にご来場をいただき盛況のうちに閉幕しました。ご来場、誠にありがとうございました。

多数の方にご来場いただいた富士通グループブース多数の方にご来場いただいた富士通グループブース

出展内容

メインステージでは、多様な決済に柔軟に対応したららぽーと様の事例をご紹介させていただきました。テナント様向けCAT端末「TeamCAT/mini V2」と、電子マネー・クレジット・銀聯決済、電子サイン、ポイントなどとの幅広い連携についてご覧いただきました。本事例は、百貨店・ショッピングセンターゾーンにも展示しました。
また、「RFID」を活用した商品管理システムをご採用いただいた、ストライプインターナショナル(旧社名クロスカンパニー)様のインタビューもご覧いただきました。洋服や靴などすべての商品にRFIDタグを付けることで、セキュリティ強化や棚卸しなどの店舗業務の大幅な効率化を実現し、スタッフを接客業務に集中させることで顧客満足度の向上を図るものです。

メインステージではお客様導入事例と富士通グループの取組みをご紹介メインステージではお客様導入事例と富士通グループの取組みをご紹介

展示ブースでは、IoT×新技術を活用した少し未来のお買い物シーンを、ビッグデータ・IoTゾーン(Me-raiモール)でご体感いただきました。
商品の詳細・在庫・カラーなどを表示したりコーディネートもできるミラー型のRFIDサイネージ(参考出展)、お客様のスマートデバイスの位置情報とお客様属性からレコメンド情報をプッシュ配信するモバイルコンシェルジュ(参考出展)、LEDの光に情報を埋め込みスマートデバイスのカメラで情報を受け取るLED情報伝達技術(参考出展)をご紹介し、多くのお客様の注目を集めていました。

RFIDタグが付いた商品をかざすと関連した情報が表示されるミラー型のRFIDサイネージRFIDタグが付いた商品をかざすと関連した情報が表示されるミラー型のRFIDサイネージ

LED照明で照らされたモノをスマートデバイスで撮影するだけで様々な情報が取得可能LED照明で照らされたモノをスマートデバイスで撮影するだけで様々な情報が取得可能

また、来店者の視線を検出してデータを収集し興味を持った商品の分析が行える視線検出ソリューション、スマートデバイスを使ったおもてなしインバウンドサービス(参考出展)、飲食店のテーブル自体がオーダー端末になり様々な情報も表示可能なスマートテーブル(参考出展)など、最先端のサービスをご紹介しました。
さらに、これらのIoTから得られるビッグデータと顧客データを分析・活用し、魅力あるお店づくりにつなげるサービス基盤「CHANNEL Value」についてもデモいたしました。

小売業のオムニチャネル対応を革新する「CHANNEL Value」小売業のオムニチャネル対応を革新する「CHANNEL Value」

店舗POSシステムのラインナップは、チェックアウトスピードの効率化を実現し、お客様とチェッカー様の満足度を向上できる最新のセルフペイメントシステム「TeamPoS/SP」を量販店ゾーンでご紹介。また、対面型セルフペイメントシステムなどを参考出展し、様々な業種業態、多様な店舗スタイルに柔軟に対応した製品バリエーションをご覧いただきました。

店舗への導入も増えている最新のセルフペイメントシステム「TeamPoS/SP」店舗への導入も増えている最新のセルフペイメントシステム「TeamPoS/SP」

また、量販店様向けPOSシステム「TeamStore/M」と「手のひら静脈認証」を連携し、手ぶらでクレジット・電子マネー・ポイントなどの多様な決済を実現する、手のひら静脈認証によるお支払いについてもご紹介。JCB様と共同で行ったカードレス決済の実証実験もご説明しました。

手のひらチャージ機で入金しておくだけで、レジでは手のひらだけで決済が可能手のひらチャージ機で入金しておくだけで、レジでは手のひらだけで決済が可能

店舗現金管理業務に関しては、棒金在高の適正化や現金管理の効率化を実現するクラウドサービス「TeamCloud/CM」をご紹介。本現金管理サービスと「店舗向けATMサービス」を組み合わせることで、早期資金化によるキャッシュフローの改善が可能となります。

1店舗から月額で導入が可能なクラウド型の現金管理運用サービス「TeamCloud/CM」1店舗から月額で導入が可能なクラウド型の現金管理運用サービス「TeamCloud/CM」

その他のゾーンでは、店舗内の全ての業務をタブレット型ハンディターミナル「Patio720」1台に集約した店舗ワークスタイルの変革、チェーンストアのMD基盤業務を実施する機能やポータル機能・分析機能などを備えた「GLOVIA smart 量販店」、専門店基盤市場向けールインワンPOSシステム「FrontStore」とパートナー様POSソリューションなどをご紹介しました。

スタイリッシュなタブレット型ハンディターミナル「Patio720」などの幅広いハンディターミナル製品をご紹介スタイリッシュなタブレット型ハンディターミナル「Patio720」などの幅広いハンディターミナル製品をご紹介

富士通、富士通フロンテック以外からも、富士通アイソテックからは高速レシートプリンタ、富士通コンポーネントからは高速印字携帯プリンタ、富士通エフ・アイ・ピーからは流通BMS対応EDIサービス「TradeFront/AE」と「TradeFront/SE」、PFUからは「MEDIA STAFF」を活用したソリューションなど、富士通グループの幅広い製品をご覧いただきました。

期間中は多くの方にご来場をいただき、誠にありがとうございました。
ご来場いただいた多くのお客様の熱意にお応えするために、当社はこれからも最新の技術をもってご提案を続けてまいります。


当社では、本展示会でご紹介した製品以外にも、様々な製品やソリューション、サービスなどを紹介しています。この機会にぜひご覧ください。

製品/ソリューション/サービス

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