2015年9月16日(水曜日)~18日(金曜日)の3日間、東京ビッグサイト(東京国際展示場)西2ホールにおいて「第17回 自動認識総合展」が開催されました。
本総合展は、RFID、バイオメトリクス(生体認証)、バーコード、2次元シンボルなどの最先端自動認識技術と、これらの技術を生かしたソリューション(製造、物流、小売り、食品、医療・介護、災害支援など)を網羅する展示会です。
富士通グループは、RFIDに関するサービス・ソリューション、手のひら静脈認証などをご紹介しました。ブースではRFIDシステムを早く安く導入したい方向けの新サービス「RFIDプラットフォーム」や「生産・物流・販売に広がるRFIDの利用シーン」などのRFID関連製品、安心・安全の生体認証(バイオメトリクス)「手のひら静脈認証」などを展示しました。
期間中は多くのお客様にご来場をいただき、誠にありがとうございました。
「RFIDプラットフォーム」は、RFIDの知識がなくても簡単に試行を始めることができ、そのまま本格運用へ移行できる新サービスです。RFIDの基本機能をパッケージ化し、クラウド型サービスとしてご提供するもので、個別システムの開発量を抑え、初期投資を低減します。
ブースでは、本サービスの導入により、約10万式にもおよぶレンタル寝具の在庫管理を実現したお客様事例をご紹介しました。また、UHF帯RFIDリーダライタによる実演デモを行い、RFIDによる手軽で便利な一括読み取りを体感していただきました。
仏Airbus社では、製造段階から航空機部品に当社のRFID「金属対応ラベルタグ(RFID Integrated Label)」を貼付し、シリアルナンバー、製造日、修理履歴などの情報を記録、蓄積しています。大幅な作業の効率化や、部品の徹底管理による安全性の確保を実現した仏Airbus社の事例をご紹介しました。
また、参考出展として、RFIDを活用した物流トラッキングをご紹介しました。販売・物流での利用シーンにおいて、出荷の効率化や、現在位置と納期の見える化を実現します。
手のひらから静脈パターンを読み取ることで、個人認証を可能にした世界初の「手のひら静脈認証」。USBポートに直接接続でき、モバイル用途に最適な「ポータブルセンサー」(6月16日に発表)などのPalmSecure外付けセンサーの他、世界最小センサーを内蔵したウルトラブックやタブレットなど、様々なシーンでご利用いただける製品をご紹介しました。
また、従来、PCで行なわれていた処理を、省電力・低コストで実現する、組込み用途向け「手のひら静脈認証ボード」を参考出展しました。
ご来場いただいた多くのお客様の熱意にお応えするために、当社はこれからも最新の技術をもってご提案を続けてまいります。
当社では、本展示会でご紹介した製品以外にも、様々な製品やソリューション、サービスなどを紹介しています。この機会にぜひご覧ください。