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すぐれたエンジニアリング技術、コストと時間に厳密なプロジェクトマネジメント能力で、石油・ガス・化学業界、ライフサイエンス業界で活躍する世界のビッグネームから極めて高い評価を博している日揮株式会社。ビジネスフィールドが世界に広がる同社にとって、企業情報システムの24時間365日ノンストップ稼動は大前提といえます。同社のシステム運用を全面的に支えているのが、日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)のシステムマネジメントサービス。ネットワーク、ハード/ソフトウェアの構築/運用管理からエンドユーザー支援に至るまで、情報システムを動かし続けるために必要なあらゆる局面を強力にサポートしています。
エンジニアリングコントラクターである日揮の事業フィールドは、文字どおり、南北アメリカ、欧州、アジア、中近東、アフリカと全世界に広がっています。日本が真夜中であってもこれらの国々では活動中であり、日本が休日であっても海外ではウイークデーであったりします。つまり、日揮のビジネスは24時間365日眠らないということ。ゆえにそれを支える企業情報システム基盤はノンストップサービスが提供できるだけの堅牢さを備えていなければなりません。
今日では、インターネットの普及により、これをベースにビジネスを進めることが基本になりました。コミュニケーションの主力手段は電子メール。離れた拠点との間でお互いの顔を確認しながらの会議も、Webミーティングで行います。 またプロジェクトにおいては、一元管理された電子ドキュメントの参照を前提としており、現場の工事の進捗を把握する際にも、インターネットで送受信される画像や映像が大きな役割を果たしています。つまり日揮にとって、インターネットは水道や電力と同じぐらい重要なまさにライフラインなのです。
加えて、日揮の顧客の多くは世界のビッグネームであり、ITシステムに対する要求はきわめてシビアです。たとえば、二次元、三次元のCADシステムにおける最新テクノロジーの導入や、意思決定支援に必要なデータのタイムリーな提供、その時点で最も強固なセキュリティーポリシーの確立など、常に顧客と同じレベルでコミュニケーションができるITナレッジを備えていなければ、トップエンジニアリングコンストラクターの業務はこなせません。日揮株式会社 エンジニアリング本部 情報技術部 部長 小栗常義氏はこう証言します。 「インターネットをベースとする情報システム基盤を安定的に運用することは、当社にとって誇張ではなく死活問題といえます」
こうした同社のシステム構築/運用を一手に担っているのが、日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)のシステムマネジメント本部です。ネットワーク構築/管理から、ハード/ソフトウェアの運用管理、セキュリティ保全、エンドユーザー支援まで、日揮の企業情報システムの稼動を昼夜を分かたず全力を挙げて支えています。 たとえばネットワーク敷設。日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)でそれを語る場合、単に屋内配線工事を行い、それをサーバに接続するというようなレベルではありません。エンジニアリングプラントの多くは、砂漠地帯や人里離れた内陸部に建設されます。日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)のネットワーク敷設担当者はそこへ赴き、国際回線を発注するところから仕事を始めます。電話/データ・ネットワークに関して、通信事業者に相当するぐらいナレッジ、スキルがなければ務まらないのです。
基幹業務システム、インターネットインフラを担う数百台のUNIXサーバ、WindowsNTサーバを運用管理するのもまた、日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)の仕事です。ノンストップサービスを提供するためのシステム設計および障害回避ノウハウは定評のあるところ。 また、外部からのシステム侵入やウイルス攻撃など、あらゆる危機を想定したセキュリティ対策も万全です。 世界をフィールドとするだけに、システムを利用するエンドユーザーが日本人だけに限らないのも大きな特長といえるでしょう。そのため、日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)では英語版のPC環境にも精通した技術者をヘルプデスクに割り当てるなど、利用者本位の強力なユーザー援護体制を確立しています。
日揮の顧客の高いITナレッジに足並みを揃える必要もあって、業界で話題を集めるキーテクノロジー、最新テクノロジーを自ら導入したり、技術検証を行うなど常にフロンティア精神で取り組んでいます。ERPパッケージではOracle E-business Suite、システムの外部利用環境としてCitrixのMetaFrame、企業情報アクセス基盤としてのPlumtree SoftwareのPlumtreeを利用した企業情報ポータルなどアプリケーションの運用実績は数多くあり、ユーザーの視点に基づいたITコンサルティング、情報システム基盤の構築が可能です。
日揮株式会社 エンジニアリング本部 情報技術部 PJITグループグループリーダー 丹治紀夫氏は、ユーザーの立場で日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)のシステムマネジメントサービスの利用実感を次のように語ります。
「われわれは、システムというのは稼動していて当たり前と考えます。万一停止したりしたら、ドキュメントは見られないし、ベンダーに発注書は出せないし、プロジェクトの進捗を把握することもできない。 仕事が完全にストップするので、それはもう大変な騒ぎになるでしょう。そういう状態に陥らないですんでいるのは、ひとえに日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)の絶え間ないシステムマネジメントのおかげ。われわれが次から次へと繰り出すリクエストにも真摯に耳を傾けてくれるので、最新テクノロジーに容易にキャッチアップできる。グループ会社という枠組みを超えた、重要なビジネスパートナーといえますね。」
日揮が世界でいかんなくその実力を発揮できるその陰には、日揮情報システム(現:富士通エンジニアリングテクノロジーズ)の高い技術力に裏打ちされたシステムマネジメントサービスが存在しているのです。
※本事例は2007年現在のものです
日本初のエンジニアリングコントラクターとして、うぶ声をあげたのが1928年。以来、日揮株式会社(以下、日揮)は今日まで75年にわたり、石油・ガス資源開発、石油精製、ガス処理、石油化学などのハイドロカーボン分野を主力分野に、ライフサイエンス、ケミカル、原子力、環境など幅広い事業分野で、世界70カ国以上2万件におよぶ大規模プロジェクトを成功に導いてきました。そのすぐれたエンジニアリング技術、コストと時間に厳密なプロジェクトマネジメント能力は、モノづくりに精通した国内外のメジャーカンパニーに広く知られるところであり、“信頼できるのは日揮、任せるなら日揮”と極めて高い評価を博しています。 日揮の使命は、こうした信用に応え、トップエンジニアリングコントラクターとして顧客のサクセスパートナー、ソリューションプロバイダーを務めること。その目的のため、世界のあらゆる産業と社会の繁栄に寄与するとともに、"Engineering for the Quality of Human Life"を合言葉に、エネルギーの有効利用、新たなクリーンエネルギーの開発に取り組み、地球環境の保全に貢献しています。