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PRESS RELEASE

2005年7月27日
株式会社富士通ビー・エス・シー

オンメモリデータベース製品「Oh-Pa 1/3(オーパ・ ワンサード)」を開発

~画期的アルゴリズムの採用で高速処理を実現~

株式会社富士通ビー・エス・シー(本社:東京都品川区、社長:兼子孝夫、以下 富士通BSC)は、株式会社ターボデータラボラトリー(本社:神奈川県横浜市、社長:古庄晋二、以下 TDL)と同社が保有するオンメモリデータ処理技術に関する特許について実施許諾契約を締結しました。その特許技術を活かしてオンメモリデータベース製品「Oh-Pa 1/3(オーパ・ワンサード/On memory High Performance Architecture 1/3データ構造モデル)」を開発し、販売を開始いたします。

OS(オペレーティングシステム)の64bit化に伴う大容量メモリ時代の到来は、コンピュータシステムの世界を一変させる可能性を秘めています(参考資料1)。オンメモリデータ処理技術(本特許技術)は、オンメモリ処理に最適なデータ構造とアルゴリズムを確立した画期的なものです。本特許技術により、従来ハードディスクを必要としていた大容量データを、全てメモリ上に展開し瞬時に処理することが可能となりました。このオンメモリデータ処理技術を用いた「Oh-Pa 1/3」は、従来のRDB(リレーショナルデータベース)に比べて数倍から数百倍もの高速化を実現しています(参考資料2)

「Oh-Pa 1/3」の適用分野

  • DWH(データウェアハウス)
    DWHをはじめとする大規模な情報系システムに「Oh-Pa 1/3」を適用することで、様々な情報を必要とするエンドユーザ部門の情報検索・分析業務、更には情報システム部門による参照用データ作成業務(データマート、キューブの作成等)を飛躍的に短縮・効率化することが可能です。
  • 更新系バッチ処理
    従来のRDB環境において長時間を要していた更新系バッチ処理も、「Oh-Pa 1/3」を適用することで、その時間を飛躍的に短縮することができ、業務の抜本的な改善を可能とします。

富士通BSCは、今後主流となるオンメモリデータ処理技術を、新たなビジネスツールとして順次製品化し提供していきます。本年8月より「Oh-Pa 1/3」の基本部分(オンメモリデータ処理エンジン)を用いたSIビジネスを開始し、10月上旬にはパッケージ製品として「Oh-Pa 1/3 Data Server Enterprise Edition Version 1.0」を、来春にはデータ分析機能を備えた「Oh-Pa 1/3 Data Analyzer Version 1.0」の他、外部システムとの容易な連携を実現するオプション製品等を順次発売していく予定です。なお、更新系オンライン処理“OLTP”(オンライントランザクション処理)への対応については、現段階ではいくつかの技術的な課題を残しております。従って、今回のオンメモリデータ処理技術は、既存RDBに対する補完的なソリューション(バッチ処理及び検索・参照処理の高速化)として位置付け、OLTP対応については、その実現可否も含めて今後研究を進めていきます。

本特許技術について

本技術は、TDLがデータベースにおけるデータ検索・編集・加工処理(サーチ、ソート、マージ、ジョイン、計算等)を高速化させることを目的に研究を行い、画期的なアルゴリズム「LFM(Linear Filter Method:線形フィルタ法)」を採用することで、メモリ上の大容量データの高速処理を可能とした技術です。オンメモリによる処理であることに加え、データを順序(Order)、位置(Position)、値(Value)、トポロジ等の成分に分解した「FAST(Filter Array Structure)」構造で管理し、従来のRDBではレコード単位で行っていたデータ処理とは異なる、カラム集合での処理が可能となりました。その結果、従来のRDBに比べ数倍から数百倍もの高速化を実現しました(参考資料3)

「FAST」構造には、4種類の構造モデル(形式:表/ツリー、CPU:シングル/パラレルの組み合わせ)がありますが、今回富士通BSCは、その中でも最も基本的な表形式・シングルCPUモデル(通称:1/3データ構造モデル)に関する特許(注1日本、米国、中国で権利化済、EU他出願済み)の実施権を取得しました(参考資料4)。今後は、TDLと協力し、高速データ処理に関わる新たな特許技術の研究、開発、商用化に取り組んでいく所存です。
注1 特許番号:第3581831号(日本)、第6,643,644号(米国)、第200568号(中国)

株式会社ターボデータラボラトリーについて

株式会社ターボデータラボラトリーは、2000年8月に設立された、本特許技術である「FAST」構造とコンピューティング・アルゴリズム「LFM」を開発し、この技術を用いたデータベース・エンジン「DayDa.Laboo(デイダラボー)」及びノンプログラミング・非定型処理ツール「ザ・ターボシリーズ」を提供している新進気鋭の独立系ソフトウェア開発会社です。

株式会社ターボデータラボラトリーが開発した「LFM」技術は、2003年度日経BP技術賞「技術賞・情報通信部門賞」及び第一回JPSA「アライアンス大賞・奨励賞」(社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会主催)を受賞しています。

株式会社ターボデータラボラトリーについての詳細は、http://www.turbo-data.co.jp/をご覧ください。

発売商品および提供時期(予定)

Oh-Pa 1/3 Data Server Enterprise Edition Version 1.0

  • 構成:オンメモリデータ処理エンジン、SDK(外部アプリケーション連携用開発キット)
  • 動作環境:Windows Server 2003 (64-bit) / Solaris8,9(SPARC) / Linux(RedHat)
  • 発売時期:2005年10月上旬
  • 標準価格:3000万円(1サーバ1インストール)

販売目標

  • 発売開始から1年間で5億円以上を目標とします。

関連リンク

製品サイト

本件に関するお問い合わせ

プレス・報道関係者からの連絡先

広報お問い合わせフォーム

お客様お問い合わせ先

E-mail:ohpa@bsc.fujitsu.com

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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