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Fujitsu

Japan

【障害連絡】future瞬快 V2 にて環境復元機能を使用する場合の問題について②

発行(2017年4月4日)


future瞬快 V2 における修復対象外ファイルの処理において、ファイルの内容が消失する場合があることを確認しました。


【現象】

future瞬快 V2 にて環境復元機能を使用する場合において、読み取り属性のついたファイルを修復対象外の領域へコピーすると、その瞬間は正しく処理されたように見えますが、次のOS起動時に当該ファイルは0バイトファイルになることが判明しました。

【発生条件】

  • 次の条件を全て満たす場合に問題が発生します。
  • V2L10a ~ V2L10c の future瞬快がインストールされている。
  • 環境復元機能を使用している。
  • 修復モードにしている。
  • 修復対象外領域を設けている。
  • 読み取り属性のついたファイルを修復対象外領域にコピーもしくは移動した。
  • その後OSを起動し直した。

【問題発生時の対処方法】

コピーもしくは移動元のファイルが無くなっている場合は対処不可能となります。

【回避方法】

future瞬快を V2 L10d 以降の製品にアップデートしてください。