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Windows Vistaで瞬快Rel.6.0を利用する場合の制限事項・留意事項

Windows Vista で瞬快Rel.6.0を利用する場合の制限事項・留意事項についてまとめています。


動作環境について

必要メモリ容量 : 768MB以上(1GB以上推奨)

OS/瞬快各グレード毎にインストール可能な機能は下表のとおりです。

サポートOS 瞬快グレード クライアント
機能
管理機能 サーバ
機能(注1)
システムリカバリ
サーバ機能(注1)
システムリカバリ
クライアント機能
Windows Vista
Home Basic
特上 対応 未対応 未対応 未対応 注意事項あり
(注2)

(資源配付オプション有)
対応 未対応 未対応 未対応 注意事項あり
(注2)

(資源配付オプション無)
対応 未対応 未対応 未対応 注意事項あり
(注2)

(資源配付オプション有)
対応 未対応 未対応 該当せず 該当せず

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず
Windows Vista
Home Premium
特上 対応 未対応 未対応 未対応 注意事項あり
(注2)

(資源配付オプション有)
対応 未対応 未対応 未対応 注意事項あり
(注2)

(資源配付オプション無)
対応 未対応 未対応 未対応 注意事項あり
(注2)

(資源配付オプション有)
対応 未対応 未対応 該当せず 該当せず

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず
Windows Vista
Business
特上 対応 対応 対応 対応 対応

(資源配付オプション有)
対応 対応 対応 対応 対応

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 対応 対応

(資源配付オプション有)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず
Windows Vista
Enterprise
特上 対応 対応 対応 対応 対応

(資源配付オプション有)
対応 対応 対応 対応 対応

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 対応 対応

(資源配付オプション有)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず
Windows Vista
Ultimate
特上 対応 未対応 未対応 未対応 未対応

(資源配付オプション有)
対応 未対応 未対応 未対応 未対応

(資源配付オプション無)
対応 未対応 未対応 未対応 未対応

(資源配付オプション有)
対応 未対応 未対応 該当せず 該当せず

(資源配付オプション無)
対応 対応 対応 該当せず 該当せず

注1:サーバOSの使用を推奨します。

注2:バックアップ先/リストア先が同一のコンピュータに対してのみバックアップ/リストア可能です。

特定機種の動作について

FMV-C6230(Windows Vista)に搭載されているビデオカードとの共存において、瞬快が正常に動作しないことを確認しております。
本現象が回避可能となるディスプレイドライバをFMWORLD.NETのサポートページからダウンロードし適用してください。

OS(Windows Vista)による制限事項

  • リモートログオン機能
    Windows Vista Businessではドメイン環境において、設定の変更(ドメインポリシーで「Control+Alt+Deleteを利用しない」を有効に設定する)により対応可能です。
  • 資源配付機能
    Windows Vistaの環境においてはアプリケーション配付が利用できません。ファイル・フォルダの配付のみ可能です。
    また、ファイル登録機能は管理機能上では動作しません。瞬快クライアント側で登録作業を実施してください。
  • システムリカバリ機能
    ディスクのイメージ配信を実施する場合、ボリュームライセンスのメディアを購入する必要があります。ただし、Vista Home Basic、Vista Home Premiumでは、ボリュームライセンス版が提供されないためサポート対象外となります。
  • Windows Update連携機能
    Windows Vista Home Basic、Windows Vista Home Premium、Windows Vista Ultimateでは、Windows Update連携機能はサポート対象外となります。
  • User Account Control(Vistaで搭載されたセキュリティ機構)への対応
    瞬快管理機能、ツールコマンド利用時には管理者権限への昇格が必要となります。
    また、サイレントインストール時にも管理者権限への昇格が必要となります。(システムリカバリ時の後処理には影響はありません)
  • ログオンパネルの変更機能
    Windows Vistaでワークグループ運用を行うクライアントコンピュータに対しては、ログオンパネル変更機能の「指定したユーザ名を表示させる」は利用できません。
  • Volume Shadow Copyサービス、システム保護に関する制限
    「Volume Shadow Copy機能」および「システム保護」は利用できません。瞬快クライアント機能をインストールすることで、機能を無効にします。
  • スリープ機能について
    瞬快クライアント機能はスリープ状態をサポートしておりません。瞬快クライアントをインストールすることで、スリープ機能を無効にする設定となり、以下の機能がご利用頂けなくなります。
    • 「スリープ」になりません。
    • 「休止状態」を無効に設定します。(電源管理から選択できなくなります)
    • 「ハイブリットスリープ」をOFFに設定します。
    • スタートメニューの電源ボタンを「スリープ」から「シャットダウン」に変更します。
  • アクティベーションについて
    ボリュームライセンスのメディアを使用してVistaをインストールした場合、アクティベーション方式として、MAK方式、KMS方式が提供されます。
    システムリカバリ機能でイメージ配信を行う場合、アクティベーションを行う必要があります。MAK方式を採用する場合は、インターネットに接続された環境でのイメージ配信を実施して、マニュアルに記載されている手順にてアクティベーションを行って下さい。KMS方式を採用する場合は、イメージ配信後の環境設定時に自動でKMSホストと通信を行い、アクティベーションを実施してください。
  • 瞬快をインストールする前に必ずWindowsUpdateを実施し、WindowsVistaの最新パッチを適用してください。
  • 導入にあたっては、製品に同梱されております「ご利用に際しての制限事項/留意事項について(重要)」をご一読ください。