GIGAスクール構想とwithコロナ、変わりゆく教育現場をICTで支える

すべての児童生徒が1台ずつの端末と高速無線LANを使える「GIGAスクール構想」が動き出し、2020年から2021年にかけて教室の風景は大きく変わります。新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン学習の必要性が急速に高まる中、富士通は、教育分野で20年以上にわたって提供してきた「瞬快シリーズ」および各種ソリューション・サービスで子供たちの学びの環境整備を強力にサポートいたします。

新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、緊急事態宣言が再度発令されています。
子供たちの学びを止めないため、富士通はICT、デジタル技術で支援します。

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GIGAスクール構想で変わる教育現場
2020年度中に「1人1台」、タブレット端末を配備

文部科学省が2019年12月に公表した「GIGAスクール構想」は、教育現場のICT環境を抜本的に充実させる目的で、ハード・ソフト・指導体制を一体的に整備する施策です。その中核となるのは、全国の全ての児童生徒に対する「1人1台」の学習用端末(主にタブレット端末)の配備と高速Wi-Fiを想定した校内LANの整備で、「令和の学びのスタンダード」となるものです。

当初の予定では、「1人1台」の端末配備は2023年度までに段階的に実施することになっていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大により全国のほとんどの学校でオンライン授業への移行が急務となったことを受け、「2020年度中の導入」に前倒しされました。同時に、すべての子どもが自宅等におけるオンライン学習を受けられるようにWi-Fiルーターを貸与する施策も追加されました。

GIGAスクール構想で小中学校の端末数は2年間で5倍以上に増える

一方で、あらたな課題も浮き彫りに

GIGAスクール構想で「1人1台」の学習用端末が配備されれば、その利用場所は学校内から校外、自宅へと広がり、利用シーンも従来のPC教室内から一般科目や課外授業、家庭学習へと多様化します。さらに、利用者もICT担当の先生から全ての先生、児童生徒が対象になります。

2021年度以降、学習用端末の利用場所、利用シーン、利用者数が大きく変わっていく

あわせて、高速校内LANが整備されれば、学校でのリアル授業と自宅等におけるオンライン学習と並行実施する「オンライン指導」も可能になります。一方で、その実現には新しい課題も見えてきました。

  • タブレットなどの学習用端末やWi-Fi環境などハード面で急速なICT化が進む一方、教育現場では学習用端末の運用・管理、新たな授業スタイルの確立など、ソフト面での早急な対応が必要
  • 「withコロナ」の時代には、クラスターの発生に伴う学校単位の休校などを想定し、子どもが自宅でも学校と同レベルの教育を受けられる体制整備が必須
  • 先生は離れた場所にいる子どもの理解度や習熟度を判断しなければならないことに加え、タブレット端末など学習用端末を正しく使えているかのフォローなど、一人ひとりの状況を可視化できる仕組みが必要

そこで富士通は、新たに浮き彫りになってきたこれら課題の解決策のひとつとして、学校でも家庭でも簡単操作で学習用端末を使えるようにする新サービス「future瞬快 コネクト」の無償提供を2020年8月から開始しました。さらに10月からは「Cloud瞬快オンラインクラス」の無償提供も開始しています。

(無償提供 ①)学校でも自宅でもネットワークに簡単接続!
富士通の「future瞬快 コネクト」

「future瞬快 コネクト」は、学校と自宅のネットワーク環境をワンタッチで切り替えられるツールです。Windowsタブレット上で動作します。

学校と自宅のネット環境をワンクリックで切り替えられる

児童生徒が1台のタブレット端末を学校と自宅の両方で使用する場合、学校のネットワークでは固定IPアドレスやプロキシの設定が必要な場合が多いです。一方、自宅のWi-Fi環境ではIDやパスワードの設定が必要になります。特に、固定IPアドレスやプロキシの設定は子どもにとって一苦労で、授業を受けるための設定に貴重な学習時間が失われ、集中力も途切れがちになります。また、自宅でのWi-Fi設定も、うまくできなければ学校に連絡が入り、教職員の負担も増えてしまいます。

こうした課題に対し、「future瞬快コネクト」を活用すれば、タブレット画面上に表示されるボタンをクリックするだけの簡単操作で、学校と自宅のネットワークを切り替えることができます。「自宅」ボタンを選ぶと、学校用に設定された固定IPアドレスやプロキシの設定が自動的に解除され、自宅のWi-Fiネットワークに自動的に接続されます。「学校」ボタンを選ぶと、固定IPアドレスとプロキシが復元されます。その際、自宅のWi‐Fi用のIDとパスワードは自動削除する事も可能なため、情報漏えいを防止できます。小学校低学年の児童でも自分で簡単にネットワークを切り替えられるので、学校でも自宅でもスムーズに授業を受けられるようになります。

(無償提供 ②)子どもたちが自宅からオンライン授業にスムーズに参加
「Cloud瞬快オンラインクラス」

「Cloud瞬快オンラインクラス」は、児童生徒が自宅からオンライン授業に参加するための設定をワンタッチで簡単にできるサービスです。WindowsやChromeタブレットを対象に、サービスを提供しています。

オンライン指導の作成/通知と参加をビジュアルな画面で簡単に

通常、双方向型のオンライン指導を実施するには、まず先生がMicrosoft TeamsやGoogle Meet、Zoomなどのオンラインツールを選定し、授業の開催日時を設定後、接続先URLを参加対象の児童生徒に通知します。それを子どもが確認して参加手続きを行う必要があります。

しかし、オンラインツールはそれぞれ操作方法が異なり、子どもへ授業開催を通知する手段も統一されていないため、授業の準備と実施までの手続きには時間と手間がかかっていました。

それに対し「Cloud瞬快オンラインクラス」を使うと、先生はオンライン指導の日時や内容、使用するオンラインツールを選定し、対象となる児童生徒に通知できます。通知を受け取った児童生徒はタブレットのWebブラウザ上に表示された学習予定(時間割)を確認しタップするだけで、家庭からオンライン学習に簡単に参加できる仕組みです。

「Cloud瞬快オンラインクラス」はWebブラウザで動作するので、児童生徒側で特別なアプリのインストールは不要です。

教育分野で20年以上の実績がある富士通

当社が「future瞬快コネクト」および「Cloud瞬快オンラインクラス」の無償提供を発表して以来、これまでに多くの自治体や学校からのお問い合わせやお申し込みを頂いております。
ある自治体の情報担当者様からは、「持ち帰り運用を考えた際に、自宅では保護者が端末の設定をしてくれるが、学校では先生が端末の設定をしなければならず、先生の負担増加を懸念していました。そこに、富士通から申し出があり、まさに探し求めているものでした。特に、先生の負担なくスムーズに授業を開始できるところが採用のポイントでした」とのコメントをいただきました。

「1人1台」の学習用端末の整備、学校と自宅でのハイブリッド学習の普及など、大きな変革を迎える教育現場。「瞬快」シリーズは、20年以上にわたる教育分野での端末運用支援事業で培った実績と信頼をもとに、授業前から授業中、授業後まで効果的な学びを支援します。

富士通は、これからもICTの力で子どもたちや教育に関わるすべての人たちが便利で豊かな教育環境を提供できるよう、尽力していきます。

新たな学びのスタイルの実現に向けて

ICT化が加速する教育現場において、先生を全方位からサポートし、ICT活用効果を最大化できるよう支援します。

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