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大規模災害や広域災害に備えるストレージの災害対策

今や企業のシステム停止は、その企業のみならずサプライチェーンを介して他の企業にも影響する。東日本大震災では海外の生産活動や製品供給に大きな影響を与えたことから、BCP(事業継続計画)やDR(災害復旧)に取り組む企業は増えているが、課題も多い。企業における災害対策の進捗を考察し、求められるストレージの災害対策を展望する。

「予算」と「人」が課題に

ストレージ管理の観点からも、災害対策は常に上位課題として認識されている。IDC調査の「ストレージ管理の課題」によると、「バックアップの効率化」「データ量の増加への対応」「ストレージ管理者のスキル不足」に次いで「災害対策」が4位(全体の約26%)に位置しており、「ストレージ管理者の不足」や「運用/管理コストの削減」「運用/管理の効率化」を上回る回答率を得ている。またIDC調査の「ストレージ投資の重点、2015年度(会計年)」によると、2015年度の投資の重点としても「災害対策の見直しや強化」が4位(全体の18%)に位置しており、予算を組んで災害対策に取り組んでいる企業は多いようだ。

では災害対策の課題はどこにあるのだろうか。IDC調査の「災害対策の課題」で見ていく。「何らかの災害対策を行っている」または「計画している」と回答した企業の中で、回答率が最も高かったのは「災害対策を実行するための予算の確保」(37.8%)。限られた予算の中で災害対策を実現することが、依然として重大な課題であることは変わっていないようだ。

災害対策の課題:従業員規模別のグラフ

また2位以下には「災害対策に関わる人員のスキルアップ」(34.3%)、「災害対策に関わる人員の確保」(29.8%)が挙げられており、災害対策の実現には「人の課題」が重要であることも浮き彫りになっている。インフラ関係では、「インフラ統合による災害対策の一元化」(24.9%)、「サーバー仮想化やVDIと災害対策の連携」(18.3%)の回答率が高く、データやシステムを災害から守るだけではなく、BCPに取り組もうとする企業の意向がうかがえる。

広域災害を想定した災害対策の検討が進む

災害対策と言っても、データの複製保管から、システムの多重化まで、対策レベルは様々である。すでに何らかの災害対策を導入している企業は、具体的にどういった対策を行っている、あるいは今後どういった計画があるのだろうか。

IDC調査の「ITシステムやデータに対する災害対策(導入済み)」によると、「同一敷地内でのテープ保管」(28.9%)の導入率が最も多く、次いで「同一敷地内でのシステムの多重化」(16.9%)、「遠隔地でのテープ保管」(16.7%)、「回線経由のリモートバックアップ」(16.3%)となっている。「特に災害対策は実行していない」の回答率は37.9%であるが、これを従業員規模別で見ると、1~99人は65.4%で、5,000人以上は16.4%と、規模によって災害対策の進捗が大きく異なっている。

ITシステムやデータに対する災害対策(導入済み):従業員規模別のグラフ

今後の計画としては、IDC調査の「ITシステムやデータに対する災害対策(今後計画)」によると、「回線経由のリモートバックアップ」(14.8%)、「遠隔地でのシステムの多重化」(14.6%)、「ストレージ機能による遠隔地へのレプリケーション」(14.3%)で、いずれも大規模災害、あるいは広域災害を想定した遠隔地での災害対策を視野に入れている企業が多い。また、導入済みと比べて、「事業者が提供する災害対策サービス(クラウド利用による災害対策など)」(13.7%)の回答率が高く、クラウド利用を検討する企業が増えている。

ITシステムやデータに対する災害対策(今後計画):従業員規模別のグラフ

ストレージの機能を最大限活用し、コストを抑えた災害対策を

災害対策では、ソフトウェアやハードウェアによる障害とは異なる対策が求められるが、コストや人員の問題からなかなか実現しないという企業も多い。全てを同じレベルで復旧させようとすると大規模なDR環境となってしまうため、まずは事業が中断した場合のリスクを分析・評価し、優先順位に応じて対策を選定していくことが必要となってくる。

事業継続・災害対策に求められる「3つのR」とは

RLO
(Recovery Level Objective)
「どのレベルで」システムを復旧させ、操業・サービスを再開するか、の目標値
RTO
(Recovery Time Objective)
「どのくらいの時間で(いつまでに)」システムを復旧させるか、の目標値
RPO
(Recovery Point Objective)
過去の「どの時点まで」のデータを復旧させるか、の目標値

ストレージには、データ転送を最適化したリモートコピーやミラーリングなどの自動機能を備えているものがあり、こうした機能を最大限活用することで、コストを抑えながらも広域災害に対応した災害対策を導入できる。

富士通のストレージソリューション

富士通は、企業の目的やニーズによって異なる災害対策の実現レベルに応じた最適なソリューションを提供します。

ETERNUS DX seriesディスクストレージシステムはアドバンスト・コピー機能により、サーバのCPUを使用せずにストレージだけで高速にデータを複製し、無停止バックアップを実現します。またリモート・アドバンスト・コピー機能により広域ネットワーク経由で遠隔地へのデータ保護も実現できます。さらにストレージのフェイルオーバ「ストレージ クラスタ」により2台のストレージ間でデータの等価性を維持しながら、1台のストレージが予期せぬトラブルで使用不可になった場合でも、 サーバからのアクセスを停止することなく使用可能なストレージに自動切り替え、業務継続を実現します。

ETERNUS TR series仮想化環境専用ストレージは、仮想マシン単位での遠隔地へのデータ転送をオプションで提供。重複排除と圧縮により帯域を最大95%削減するなど、回線コストを削減したデータ転送が可能です。

ETERNUS NR1000F seriesネットワークディスクアレイはSnapMirror機能により、LANまたはWAN経由で遠隔地の複数台に向けた自動ミラーリングを実現します。

ETERNUS CS800 S5 デデュープアプライアンスは、重複排除技術の活用により、効率的なバックアップ運用を実現。異なる拠点間でのデータ複製が可能で、低帯域でのレプリケーションと高速化を実現します。

ETERNUS LT seriesテープライブラリは、最新のLTO Ultrium 6テープドライブを採用。コストパフォーマンスに優れ、長期保存、外部保管といったご要望に最適です。

掲載日:2015年10月14日

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