2014年4月11日
更新日:2014年4月28日
SPARC64™ X+プロセッサを搭載するSPARC M10-4Sは、最新のJava®アプリケーションのベンチマークであるSPECjbb®2013のMultiJVMカテゴリにおいて、4CPUクラスのcritical-jOPSの指標で、世界最高値を達成しました。
すでにSPARC64 Xプロセッサを搭載するSPARC M10-4Sでは、2013年にSPECjbb2013のMultiJVMカテゴリにおいて、max-jOPSとcritical-jOPSの指標で他社を圧倒する世界最高値を獲得していました。最新プロセッサSPARC64 X+を搭載したSPARC M10では、この記録を約1.2倍上回る世界最高性能を達成しています。
さらに、今回、 4CPUクラスのSPECjbb2013 MultiJVMカテゴリにおいてもレスポンス性能を示すcritical-jOPSにおいて世界最高性能を達成し、Javaアプリケーションの圧倒的なレスポンス性能の向上を実証しています。
測定マシン | SPECjbb2013-MultiJVM 4CPUクラス critical-jOPS |
---|---|
Fujitsu SPARC M10-4S(SPARC64 X+) | 67,698 |
NEC Express5800/A2040b | 65,529 |
[SPECjbb2013ベンチマークテスト 測定環境]
測定値(max-jOPS) | : | 119,521 |
測定値(critical-jOPS) | : | 67,698 |
測定環境 | : | SPARC64 X+(3.7GHz)、4CPU/64コア、メモリ 2048GB、
OS:Oracle Solaris 11.1 SRU 15.4、 JVM: Java HotSpot™ 64-Bit Server VM, version 1.8.0_05 |
測定値(max-jOPS) | : | 177,753 |
測定値(critical-jOPS) | : | 65,529 |
測定環境 | : | Intel Xeon E7-4890 v2(2.80GHz)、4CPU/60コア、メモリ 1024GB、
OS:Red Hat Enterprise Linux Server release 6.4 、 JVM:Java HotSpot™ 64-bit Server VM, version 1.8.0 |
発行日時点で、本性能値はSPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)へのsubmitを完了しています。(出典:SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation))
SPECjbb2013は、Javaアプリケーションサーバ性能を測定するベンチマークとして業界で標準的に使われてきたSPECjbb2005の 後継として開発されました。大量のデータをリアルタイムに処理していくことが求められるビックデータ時代に向け、SPECjbb2013は従来のスルー プット性能に加え、レスポンス性能を性能指標として追加しています。具体的には従来のスループット性能を示すmax-jOPSに加え、所定のレスポンス時間要件を満たすタスクのスループット性能を示すcritical-jOPSを測定します。
ベンチマークテストの詳細および最新情報は、SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)をご覧ください。
[注記事項]
掲載内容は発行日時点のものです。