2014年4月8日
更新日:2014年4月28日
SPARC64™ X+プロセッサを搭載するSPARC M10-4Sは、最新のJava®アプリケーションのベンチマークであるSPECjbb®2013のMultiJVMカテゴリにおいて、max-jOPSとcritical-jOPSの指標で世界最高値を更新しました。
すでにSPARC64 Xプロセッサを搭載するSPARC M10-4Sでは、2013年にSPECjbb2013のMultiJVMカテゴリにおいて、max-jOPSとcritical-jOPSの指標で他社を圧倒する世界最高値を獲得していました。最新プロセッサSPARC64 X+を搭載したSPARC M10では、この記録を約1.2倍上回る世界最高性能を達成しています。
測定マシン | SPECjbb2013-MultiJVM | |
---|---|---|
max-jOPS | critical-jOPS | |
SPARC M10-4S(SPARC64 X+) | 425,348 | 198,418 |
SPARC M10-4S(SPARC64 X) | 308,936 | 168,127 |
[SPECjbb2013ベンチマークテスト 測定環境]
測定値(max-jOPS) | : | 425,348 |
測定値(critical-jOPS) | : | 198,418 |
測定環境 | : | SPARC64 X+(3.7GHz)、16CPU/256コア、メモリ 8192GB、
OS:Oracle Solaris 11.1 SRU 15.4、 JVM:Java HotSpot™ 64-Bit Server VM, version 1.8.0_05 |
測定値(max-jOPS) | : | 308,936 |
測定値(critical-jOPS) | : | 168,127 |
測定環境 | : | SPARC64 X(3.0GHz)、16CPU/256コア、メモリ 4352GB、
OS:Oracle Solaris 11.1 SRU 6.4、 JVM:Java HotSpot™ 64-Bit Server VM, version 1.7.0_17 |
発行日時点で、本性能値はSPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)へのsubmitを完了しています。(出典:SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation))
SPECjbb2013は、Javaアプリケーションサーバ性能を測定するベンチマークとして業界で標準的に使われてきたSPECjbb2005の 後継として開発されました。大量のデータをリアルタイムに処理していくことが求められるビックデータ時代に向け、SPECjbb2013は従来のスルー プット性能に加え、レスポンス性能を性能指標として追加しています。具体的には従来のスループット性能を示すmax-jOPSに加え、所定のレスポンス時 間要件を満たすタスクのスループット性能を示すcritical-jOPSを測定します。
ベンチマークテストの詳細および最新情報は、SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)をご覧ください。
[注記事項]
掲載内容は発行日時点のものです。