SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。
2011年6月30日
理化学研究所と富士通が共同で開発している次世代スーパーコンピュータ「京(けい)」 (注1)が、第37回TOP500リストにおいて、第1位を獲得しました。
今回、TOP500リストへ登録した「京」システムは、672筐体(68,544CPU)で構成され、LINPACK (注2)ベンチマークテストにおいて、世界最高性能の8.162PFLOPSを樹立し、2位のシステムと比較して3倍以上も上回る性能を達成しました。2012年の完成を目指して開発を進めています。
写真提供:(独)理化学研究所
「京」はプロセッサ開発からシステム設計、製造まで、すべて国産のスーパーコンピュータです。プロセッサには、富士通が設計開発した最新のSPARCプロセッサ「SPARC64™ VIIIfx」が搭載されています。
富士通のUNIXサーバ SPARC Enterpriseのプロセッサは、SPARC64™ VIIIfxと同様のSPARCアーキテクチャを採用しています。
高性能、高信頼性、低消費電力を実現したSPARCアーキテクチャは、SPARC Enterpriseが活用されている基幹システムだけでなく、スーパーコンピュータに搭載されることで、高速な科学計算が必要となる研究開発分野でも貢献しています。
富士通はスーパーコンピュータ「京」やUNIXサーバ SPARC Enterpriseの継続的な開発・提供を通じて、研究開発から、ものづくりにいたるまでを支え、日本の未来に貢献していきます。
豊かな社会の実現のために、私たちは真剣に取り組み、挑戦し続けます。
[注記事項]