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Fujitsu

Japan

SPARC Enterprise TPC-H 3TBベンチマークで世界最高性能更新

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

圧倒的なパフォーマンスでビジネスを支える

2011年4月1日

SPARC Enterprise™ M9000は、「TPC-H」ベンチマークテストにおいて、非クラスタ、データベースサイズ3TB環境で世界最高記録「386,478.3 QphH@3000GB」を達成し、世界記録を更新しました。(2011年4月1日現在)

「SPARC64™ VII+」を64CPU搭載したSPARC Enterprise M9000と、Oracle Solaris 10、データベースにはOracle Database 11g Release 2 Enterprise Editionを採用して、性能測定を行いました。

SPARC Enterprise M9000が達成した測定値、386,478.3 QphH@3000GBは、3TBの大規模データベースに対して、1時間当たり38万6478回の検索処理を実行したことを示しています。

競合機種との性能比較

TPC-H(非クラスタ、データベースサイズ3TB)測定結果

本ベンチマーク結果では、上位3位のうち、1位と2位をSPARC Enterprise M9000が独占しています。さらに価格性能比においても、3位のIBM Power 595 より優れていることが示されました。

測定マシン TPC-H性能 価格性能比
SPARC Enterprise M9000
(SPARC64 VII+)
386,478 QphH 19.25 USD
SPARC Enterprise M9000
(SPARC64 VII)
198,907 QphH 16.58 USD
IBM Power 595
(POWER6)
156,537 QphH 20.60 USD

64CPUを搭載した大規模なシステム構成でベンチマークテストを実施した結果、32CPUを搭載した場合に比べ、 約2倍の性能を達成しています。SPARC Enterprise と Oracle Database 11gの組み合わせは、スケールアップに応じたリニアな性能向上を実証しています。

富士通とオラクル社が共同開発しているSPARC Enterpriseは、Oracle Databaseが最も安定し、最大限のパフォーマンスを発揮できるUNIXサーバです。環境の変化に応じた迅速なビジネス判断が求められる今日、SPARC Enterprise + Oracle Databaseは、最高のパフォーマンスでお客様を支援いたします。

オラクルとのアライアンス

富士通とオラクル社は、お客様の課題解決に向けて、SPARC Enterprise、Solaris、Oracle Databaseを組み合わせたソリューション開発、共同検証及び、キャンペーン活動等、密接なアライアンス活動を行っています。

測定環境

  • SPARC Enterprise M9000(3.0GHz/64CPU/256コア/256スレッド):386,478 QphH@3000GB, 19.25 USD per QphH@3000GB, Availability Date: Sep, 2011
  • SPARC Enterprise M9000(2.88GHz/32CPU/128コア/256スレッド):198,907 QphH@3000GB, 16.58 USD per QphH@3000GB, Availability Date: Dec, 2010
  • IBM Power 595(5.0GHz/32CPU/64コア/256スレッド):156,537 QphH@3000GB, 20.60 USD per QphH@3000GB, Availability Date: Nov, 2009

TPC-H ベンチマークテストについて

「TPC-H」は、業界団体であるTransaction Processing Performance Council(TPC)が定める意思決定支援システムの性能を測定する業界標準のベンチマークテストです。データウェアハウスなど、大規模データベース システムを構築する際の性能指標の一つとして、利用されています。

ベンチマークテストの詳細および最新情報は、 TPC(Transaction Processing Performance Council)のホームページをご覧ください。


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。