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Fujitsu

Japan

16コアプロセッサ「SPARC T3」搭載 新モデル販売開始

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

2011年2月10日

当社は、マルチコアプロセッサ「SPARC T3」を搭載したSPARC T3-2, T3-1の販売を開始いたします。

「SPARC T3」は、1CPUあたり業界初となる16コアを実現し128スレッド実行を可能とする、時代をリードするプロセッサです。1CPUと2CPUを搭載したモデルの提供により、最大32コア/256スレッドのマルチスレッド環境を構築することができます。加えて、10Gigabit EthernetやPCI Express 2.0等の最新技術の採用により、高速なネットワーク通信やデータ転送を実現しています。

UltraSPARC T2 Plus / T2を搭載した従来機種と比較して約2倍の性能を達成しており、スループットコンピューティングを加速します。

SPARC T3-2, T3-1の特長

高スループット・高スケーラビリティ

「SPARC T3」は、高スループットプロセッサ「SPARC T2 Plus / T2」をさらに進化させ、2倍となる16コアを実現しています。さらに、最大256GBのメモリや最大10のPCI Expressスロットなど、高いスケーラビリティを提供します。

  SPARC T3-2 SPARC T3-1
スペース 3U 2U
プロセッサ数/コア数/スレッド数 2CPU/32コア/256スレッド 1CPU/16コア/128スレッド
最大メモリ容量(主記憶) 256GB 128GB
内蔵PCI Expressスロット 10スロット 6スロット

仮想化機能を標準提供

先進的な仮想化機能である「Solarisコンテナ」や「Oracle VM for SPARC 注1を」を追加費用なしに利用することができます。サーバリソースを柔軟に有効利用できるため、高いスケーラビリティとの組み合わせにより、増え続けるWebやアプリケーションサーバの効率的なサーバ統合が可能です。

エコロジーへの貢献

SPARC T3-2, T3-1は優れた高密度実装により、省スペース・省電力を実現しています。スペースあたり・消費電力あたりの高い処理能力により、エコロジーやTCO削減にも貢献しています。

データ量が飛躍的に増加する中、処理スピード、増え続けたサーバの運用・管理や、占有スペースの増加などによるITコストの増大が大きな課題となっています。SPARC T3-2, T3-1は、圧倒的なスループット、高いスケーラビリティ、そして先進的な仮想化技術により、これらの深刻な問題を解決いたします。そして、ITインフラの最適化を実現し、地球温暖化防止に向けた環境負荷の低減にも貢献してまいります。

注1:旧名称は、Logical Domains(LDoms)


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。