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Fujitsu

Japan

2階層SAP SDベンチマークテストで世界最高性能を達成 (SAP enhancement package 4 for SAP ERP 6.0 (Unicode)使用)

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

優れたパフォーマンスとスケーラビリティを実証

2009年12月17日

最新プロセッサ「SPARC64™ VII」を搭載したSPARC Enterprise™ M9000は、SAP enhancement package 4 for SAP ERP 6.0 (Unicode)を使用した販売管理アプリケーションの性能を測定する2階層SAP® SDベンチマークテストにおいて、 「32,000 SAP SD ベンチマークユーザ」の世界最高記録を達成しました。

このベンチマークの結果、SPARC Enterpriseは64CPU/256コアという高いスケーラビリティを十分に活かし、オンライントランザクションをはじめとする業務アプリケーションにおいて、卓越したパフォーマンスを発揮するサーバであることが証明されました。

また、SPARC Enterprise M9000は、Javaアプリケーションのベンチマーク指標であるJavaアプリケーションのベンチマーク指標であるSPECjbb®2005(Single JVM環境)や、科学技術計算分野の大規模並列アプリケーション性能を測定するSPEC OMPL® 2001でも世界最高性能を記録しています。

このように、SPARC Enterpriseは、業務アプリケーションとR&Dの両方の分野で高い性能を発揮することが実証されています。

SPARC Enterprise M9000 世界最高性能記録

2階層SAP SD

測定マシン 同時アクセスユーザ数 平均レスポンス時間 完全処理
項目数
セントラルサーバのCPU使用率
SPARC Enterprise M9000
(SPARC64VII,2.88GHz,
64プロセッサ/256コア/512スレッド)
32,000 0.93秒 3,512,000/時 94%

SPECjbb2005(Single JVM環境)

測定マシン SPECjbb2005 bops SPECjbb2005 bops/JVM
SPARC Enterprise M9000
(SPARC64VII,2.52GHz,
64プロセッサ/256コア/512スレッド)
1,757,035 1,757,035

SPEC OMPL2001

測定マシン SPECompLpeak2001 SPECompLbase2001
SPARC Enterprise M9000
(SPARC64VII,2.52GHz,
64プロセッサ/256コア/512スレッド)
1,456,653 1,250,890

[2階層SAP SDベンチマークテストの測定環境]
SPARC Enterprise M9000 : 64プロセッサ、256コア、512スレッド、SPARC64VII 2.88GHz, L1キャッシュ(1コアあたり)64 KB(D) + 64 KB(I)、L2キャッシュ(1プロセッサあたり)6MB、主記憶1152GB、Solaris 10 、Oracle 10g、SAP enhancement package 4 for SAP ERP 6.0 (Unicode) [認証番号2009046]

[SPECjbb2005 ベンチマークテストの測定環境]
SPARC Enterprise M9000 : 64プロセッサ、256コア、SPARC64VII 2.52GHz, 主記憶1824GB、Solaris 10 、JVM数1

[SPEC OMPL2001ベンチマークテストの測定環境]
SPARC Enterprise M9000 : 64プロセッサ、256コア、512スレッド、SPARC64 VII 2.52Hz、Solaris 10

各ベンチマークテストについて

2階層SAP SD

SD (Sales & Distribution)は、SAP enhancement package 4 for SAP ERP 6.0等に含まれるオンライントランザクション系の販売管理アプリケーションです。ベンチマークでは、平均1秒以内のレスポンスが維持/継続される「同時アクセスユーザ数」をカウントします。SAP SDベンチマークはビジネスアプリケーションの性能を計測するのに最適なベンチマークです。
なお、本ベンチマークは2009年1月に更新されており、従来より多くのリソースを集中的に処理する、現状に即した環境でテストを実施します。そのため、2008年以前の登録値との比較はできません。
2階層SAP SDベンチマークテストに関する詳細は、SAP Standard ApplicationBenchmarksをご覧ください。

SPECjbb2005

Javaで記述された業務アプリケーションが稼働するサーバの性能を評価するベンチマークテストです。卸売業の実際の業務である、受注・配送・入出金処理・在庫管理・顧客情報管理などの処理をシミュレーションするため、その結果は実際の業務に即した処理性能の指針として活用いただけます。
ベンチマークテストの詳細および最新情報は、The Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)をご覧ください。

SPEC OMPL2001

SPEC OMPは、OpenMPを用いた並列アプリケーションベースのベンチマーク指標であり、SMPシステムの並列処理性能を計測するのに適しています。SPEC OMPL2001とSPEC OMPM2001は、実施する処理の規模(ワークロード)が異なります。SPEC OMPL2001はワークロードの大きいベンチマークテストなので、大規模並列アプリケーション性能の目安になります。SPEC OMPM2001はSPEC OMPL2001よりワークロードが小さいので、中小規模並列アプリケーション性能の目安になります。
ベンチマークテストの詳細および最新情報は、The Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)をご覧ください。


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。