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Fujitsu

Japan

SPARC64 VII搭載 SPARC Enterprise M3000 販売開始

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

高性能、高信頼、エコロジー 究極のエントリーサーバ UNIXサーバ SPARC Enterprise M3000

2008年10月28日

富士通と米Sun Microsystems社(以下、米Sun社)は、最新プロセッサ「SPARC64™ VII」を搭載した2Uサイズのエントリーサーバ「SPARC Enterprise M3000」の販売を開始いたします。

SPARC Enterprise M3000は、M4000からM9000が備えるミッションクリティカル機能を継承。従来製品と比較して最大2倍のトランザクション処理性能を達成しており、小規模ミッションクリティカル分野における高い処理性能や信頼性の要求に安定してお応えします。

現在、地球規模の課題となっている環境問題への取組みとして、エコロジーサーバを採用する企業が増えています。M3000はこのような世相を反映し、省電力・省スペース化を実現しています。他社の同等クラスのサーバの約半分の消費電力で動作するM3000の導入により、CO2排出量の削減による環境改善への貢献に加えて、エネルギーコストの削減も可能です。

SPARC Enterprise M3000の販売開始により、「SPARC64 VII」を搭載したミッションクリティカル向けサーバのラインナップをエントリーモデルまで拡充いたしました。UltraSPARCプロセッサを搭載したスループットコンピューティング向けサーバと併せて、豊富なラインナップを揃えたSPARC Enterprise。お客様のビジネスニーズに応じて、最適な製品をご選択いただけます。

エコロジーの徹底追求

CO2の年間排出量を約65%削減

SPARC Enterprise M3000は、当社の高密度実装技術と冷却技術により開発された最新エコロジーサーバです。低消費電力を実現した「SPARC64 VII」や高効率電源など、省電力コンポーネントを採用。また、温度に応じた最適なファン回転数の制御や、CPUやメモリなど発熱しやすいコンポーネントを集中的に冷却するエアダクトの装備により、筐体内を静音かつ効率よく冷却できます。その結果、従来製品と比べ、50%以上のスペースや消費電力を削減しました。性能の向上と合わせて、CO2の年間排出量を約65%削減できます。

年間CO2排出量を約65%削減するSPARC Enterprise M3000

最も優れたエコロジーサーバ

SPARC Enterprise M3000は、他社4コアサーバと比較して、最も優れたエコロジーサーバです。お客様のITシステムの運用コスト削減に加え、地球環境の負荷低減に貢献いたします。

SPARC Enterprise M3000と他社4コアサーバとの比較

SPARC Enterprise M3000と他社4コアサーバとの比較 詳細

ミッションクリティカルシステムで培った高性能・高信頼性を継承

SPARC Enterprise M3000は、動作周波数2.52ギガヘルツの「SPARC64 VII」を1CPU搭載し、最大で4コア/8スレッドのマルチスレッド環境を実現しています。メモリを最大32GB搭載、SASを1ポート、PCI Expressを4スロット標準装備するなど、わずか2Uのスペースに業務に必要な機能をすべて実装。エントリーモデルにおける最高クラスの性能を発揮し、アプリケーションサーバやデータベースサーバなどの幅広い業務に適用可能です。

SPARC Enterprise M3000 新登場

また、SPARC Enterprise M3000は、M4000からM9000で実現しているRAS(信頼性、可用性、保守性)技術を継承し、高い信頼性を提供します。システムの主要コンポーネント(ディスク、電源、ファン等)は、冗長化や活性交換に対応。メインフレームクラスのデータ保護機能やCPUのキャッシュメモリおよびコア単位での動的縮退など、システムの継続運用を実現する多くの信頼性機能を実装しています。さらに、本体装置の監視・制御を可能とするシステム監視機構(XSCF)もサポートしており、24時間365日止まることが許されないミッションクリティカルシステムとして、お客様のビジネスをしっかりと支えます。


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。