新SPARC/Solarisスタンダード『SPARC Enterprise』登場

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

変革する企業に最適解！UNIXサーバ進化系。新SPARC/Solarisスタンダード SPARC Enterprise。

2007年4月17日

革新と信頼が創造するUNIX最新世代、誕生！

SPARC/Solarisアーキテクチャを継承し、さらなる機能強化と性能向上を実現した「SPARC Enterprise（スパーク・エンタープライズ）」。Sun Microsystems社（以下、Sun社）の革新性と富士通の信頼性が創造する最新のUNIXサーバ環境は、ビジネスの急速な変化に素早く適応する高性能・高信頼な"コンピューティング環境"を提供して、変革を求める企業のその先を支援します。

経営効率向上への戦略的IT投資を実現

多くのお客様が抱える課題に、既存のIT資産の有効活用により過剰なITコストを削減し、経営効率の向上を促進する投資をいかに実現するか、ということがあります。これらの解決策の1つとして、コンソリデーション（整理統合）による対応は、これからの企業成長の重要な鍵になると考えます。

一方、ITシステムはネットワークの進化とともに、業務や用途などでサーバを使い分ける多階層モデルが急増し、低いリソース利用率、煩雑な運用管理、そしてメンテナンスコストの増大などの、様々な問題が発生しています。

「SPARC Enterprise」は、Solarisをご活用のお客様はもちろん、信頼性の高いサーバの導入をご検討のお客様にも最適解を提供します。Solarisからの移行や高信頼システムの移行先として、「SPARC Enterprise」は、より経済的なコストで性能、信頼性を強化したワンランク上のコンピューティング環境を実現します。

また「SPARC Enterprise」は、Webフロントからバックエンドまで、業務・用途に合わせて最適化されたプロセッサ搭載モデルを揃えて、お客様の幅広いニーズに対応し、全てのリソースを余すことなく活性化することができます。まさに「SPARC Enterprise」によるサーバ環境の整理統合こそ、TCO削減から経営効率の向上など中期的な経営戦略を踏まえたIT投資になるのです。

メインフレームで培った富士通のIT技術、その開発力

富士通が50年にわたり培ってきたメインフレーム技術のDNAを受継ぎ、他の追従を許さない高信頼性、耐故障性などを徹底装備する「SPARC Enterprise」。その全てが企業の成長力、変化するビジネスへの適応力を強力にサポ－トします。

「SPARC Enterprise」は、あらゆるレベルで高信頼化技術を実装しているため、例えばハードウェア故障に対する業務継続においても、圧倒的な可用性を実現しています。マルチコア／マルチスレッドによる性能の大幅強化をはじめ、「SPARC Enterprise」の約300項目におよぶ機能強化のうち、1/3は業務継続性／管理の容易性などお客様からの高機能化の要請に応えたもので、使い勝手向上を飛躍的に改善した製品になっています。また、仮想化技術も安定的運用を優先するメインフレームでの仮想化を踏襲。それはSolaris で実現する仮想化機能に加えて、富士通が得意とするメインフレームで培ったハードウェアを利用した仮想化を併せて実装することで、さらなる業務継続性と高いセキュリティの実現を目指しています。

富士通はプロセッサから一貫した開発における全てのノウハウ、ITのコア技術を背景に、お客様のIT環境にマッチした最適解の提供や、信頼性を高めるための発展的なソリューションをつねに追求しています。

「SPARC Enterprise」はつねにお客様のニーズを超えた最適解！

「SPARC Enterprise」誕生の背景には、SPARC/Solarisユーザの富士通ブランドへの熱烈な支持があります。お客様の大いなる支持に応えて、富士通はさらなる性能・信頼性の進化を追求して、フィールドイノベーションの強化を進めています。また、Sun社とのグローバルなコラボレーションの実現によって、世界レベルでのスピーディな技術進化の共有をも可能にしました。
ますます加速的に変化するビジネス環境、高度に複雑化するお客様の多様なニーズ。これらの変化や複雑化に即応する柔軟なコンピューティングこそ、「SPARC Enterprise」が提供するパフォーマンスであり、求められるフルパワーサーバの威力にほかなりません。「SPARC Enterprise」は、つねにお客様のニーズを超えた"最適解"でありつづけます。