SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。
2011年10月18日
世界中117カ国から4万5,000人を超す参加者を集めた世界最大級のITイベント、Oracle OpenWorld 2011。当社は昨年のMarqueeスポンサーに続き、今年もGrandeスポンサーとして参加しました。
Oracle OpenWorldが開催されるモスコーニセンター周辺は、いたるところにオラクル社のロゴが彩られ、例年通りサンフランシスコの街はオラクルレッドで真っ赤に染められていました。
モスコーニセンターのエントランスも真っ赤に!
ビルにも、街灯にも輝くオラクルレッド。
会場周辺の道路は、Oracle OpenWorldのプライベートエリアに大変身!いくつもの巨大なテントが建ち並び、来場者に開放されていました。
サンフランシスコ市内のホテルなども、Oracle OpenWorldの施設として使われているため、街全体が赤く、華やかな雰囲気に包まれていました。
ハワード・ストリートに建ち並ぶ鮮やかなテント。
テントの中は来場者の憩いの場。
富士通は「Oracle PartnerNetwork Specialized」プログラムの最上位レベルである「Oracle PartnerNetwork(OPN)」のDiamondレベルパートナーに認定されました。日本企業では、初のDiamondレベルパートナーです。
オラクル社のハードウェア、ソフトウェア、ソリューションに対する富士通の深い専門知識と、それらをグローバルに提供し続けている実績が評価されました。
お客様のビジネス競争力強化に向けて、富士通とオラクル社は最先端のソリューションを提供することをお約束します。
オラクル、富士通を「Oracle PartnerNetwork」のDiamondレベルパートナーに認定
(オラクル社ニュースリリースにリンク)
優勝者にCallawayの賞品が!
今年のOracle OpenWorld 富士通展示ブースには、世界最速のスーパーコンピュータ「京」(注1)をはじめ、当社が提供する最新の製品・ソリューションを展示しました。
さらに、ゴルフの疑似体験ができる「Golf Experience」が設けられ、会場は大盛況でした。
「京」に搭載されているプロセッサ、「SPARC64™ VIIIFx」や、高速インターコネクト6次元メッシュ/トーラストポロジを採用した高速インターコネクト「Tofu」は当社が設計・開発しています。
現在、サーバやスパコンに使われる高性能プロセッサを開発している日本企業は、富士通しかありません。
スーパーコンピュータ「京」について説明するスタッフ。
日本が世界に誇る当社の最先端技術を、世界中のITリーダーへお伝えすることができ、スタッフ一同とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
「次世代スーパーコンピュータ」
スーパーコンピュータ「京」についてご紹介。
富士通のExective Solution Sessionでは、 Fujitsu Management Services of America, Inc. Senior Vice President の渡部が講演を行いました。
会場入り口では、当社スタッフのユニフォームと同じデザインの「京」のロゴ入りTシャツをプレゼントしました。
おそろいの「京」Tシャツでお出迎え。
講演前、ステージに設置するパネルをチェック!
ステージの裏では、講演に向けて準備中。
Executive Solution Sessionでは、日本がこれまで培ってきた自然災害対策技術や、富士通と理化学研究所が共同開発している世界最速のスーパーコンピュータ「京」について、「人(Human)」をキーワードに、熱く、ユーモアを交えて語りました。
Oracle OpenWorld 2011 現地レポート - 富士通 Executive Solution Session -
日本の震災被害にたくさんの支援いただいた諸外国の聴講者へ、感謝の気持ちをお伝えし、満場の拍手で講演を終えました。
唯一、日本からの講演と言うことで、海外のお客様や、業界をリードする企業に向けて、震災後の日本の現状とスーパーコンピュータ「京」を支える当社の技術を紹介しました。
ステージ上を歩きながら語りかける米国流のプレゼンと、ジョークに富んだ語り口で、聴講者と一体となった講演でした。
(注1)「京」は、理化学研究所が2010年7月から使用している「次世代スーパーコンピュータ」の愛称です。