今回ラインナップに追加した新モデルは、最新CPU搭載によるさらなる高性能化を実現したことに加え、富士通のオフコンOS「ASP」をサポートしたことで、マルチOSプラットフォームとしてお客様の既存アプリケーション資産を確実に継承することができます。
富士通は、グローバルサーバやオフコンを継続して強化し続けるとともに、オープンサーバ上で「OSIV/XSP」、「ASP」をサポートすることでお客様の資産継承における選択肢を拡大し、社会的信用や事業継続性の向上、ビジネスの成長、環境変化への迅速な対応をめざす企業のICTインフラの最適化を、より強力に支援します。
[2011年4月26日掲載]
最新の「インテル Xeon プロセッサー E7ファミリー」を搭載し、1パーティションで、動作周波数2.40ギガヘルツ(GHz)、3次キャッシュ30メガバイト(MB)の高性能CPUを最大8個(80コア)または4個(40コア)まで搭載できます。また、最大メモリ容量を従来の1テラバイト(TB)から2TBまで倍増させました。これにより、大企業の大規模データベースシステムや、多数のサーバを統合する仮想化基盤などへの適用時にも十分な高速処理を実現します。
業界標準OSである「Linux」、「マイクロソフト Windows Server」と、当社メインフレーム用OSである「OSIV/XSP」に加えて、当社のオフコン用OSである「ASP」を新規でサポートします。複数のアーキテクチャーから成るサーバ群を、集約効率の高い「PRIMEQUEST」 1台に統合することで、お客様の既存資産の確実な継承を実現するとともに、最新OSによる先進技術の融合により、マルチOSが動作可能なプライベートクラウド基盤としても最適なシステムを構築できます。
80 PLUS プログラムにおいて「80 PLUS GOLD」認証を受けた電源ユニットを採用しており、電源効率や冷却効率向上との相乗効果で、最大消費電力を低減しています。
標準で内蔵される「サーバ管理専用ユニットMMB(Management Board)」による電源ユニットの状態監視に加え、添付ソフトウェア「ServerView Operations Manager」による消費電力値の見える化を支援する機能を提供します。
システムボードをはじめとするプリント板への電子部品搭載時の半田を完全鉛フリー化するなど、欧州におけるRoHS(Restriction of Hazardous Substances)指令のほか、地球の自然環境保護を目的とした各国の法令・規制に適合しています。
「PRIMEQUEST 1000シリーズ」は、富士通グループの製品環境グリーンアセスメント規定における環境配慮トップ型製品「富士通スーパーグリーン製品」として提供します。
「PRIMEQUEST 1000シリーズ」 新モデルは、以下の3カテゴリ、全5モデルで構成されています。
「PRIMEQUEST 1000シリーズ」は、従来のPRIMEQUEST 1400S、1400E、1400L、1800E、1800Lとあわせて合計10モデルでのラインナップとなります。(注)
低価格な
エントリーモデル |
企業システムに最適な
エンタープライズモデル |
社会システムに最適な
ロングライフモデル (最長10年保守) |
|||
モデル名 | PRIMEQUEST
1400S2 |
PRIMEQUEST
1400E2 |
PRIMEQUEST
1800E2 |
PRIMEQUEST
1400L2 |
PRIMEQUEST
1800L2 |
基本筐体
外観 |
![]() |
![]() |
![]() |
||
CPU/
コア数 |
最大4CPU/
40コア |
最大4CPU/
40コア |
最大8CPU/
80コア |
最大4CPU/
40コア |
最大8CPU/
80コア |
(注)2011年4月現在のモデル構成です。