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Fujitsu

Japan

2013年度GS21エンハンスご紹介

資産の有効活用に向け、メインフレームを強化

社会システムや企業の基幹システムなど安定稼働が求められるシステムでは、高信頼・高性能なメインフレームがその中核を担っています。このようなメインフレーム上の資産を、スマートデバイスなど最新のICT環境から活用するための仕組みが注目されています。

このたび当社が実施するソフトウェア強化により、お客様メインフレーム上の資産を、既存のアプリケーションに手を加えることなく、スマートデバイスや、Windows、Linuxを中心とした最新のICT環境からシームレスに活用することができます。

当社は今後も、お客様のアプリケーションやデータなどの資産を確実に継承し、これらが稼働するハードウェア、ソフトウェアの開発、サポートを継続し、お客様のビジネス成長と価値向上に貢献してまいります。

1. ソフトウェア

ソフトウェアエンハンスの考え方

新プラットフォームを利用した全体最適化
堅牢なメインフレームのデータ資産と最新技術を有したICT環境との融合

迅速な業績/情報把握、業務プロセス改善、ITコスト削減、営業力の強化といった経営課題を解決するためには、メインフレームだけでなく、スマートデバイスやクラウドなどの新しいプラットフォームを利用した全体最適化が必要となっています。
新しいプラットフォームを利用したICT環境では、利用シーンが業務/情シス部門からフィールド部門/経営者まで拡大します。また、利用シーンの拡大に合わせて、データ量/業務量が増大するため、システムの安定稼働とシステム運用の簡略化が求められます。
今後、富士通メインフレームソフトウェアは、堅牢なメインフレームのデータ資産と 最新技術を有したICT環境との融合を課題と認識し、エンハンスを進めて参ります。

最新ICT環境との連携(メインフレーム資産の活用性向上)

基幹系業務アプリケーションを最新ICT環境で作成する

最新ICT環境でメインフレームの基幹DBを活用した更新系業務アプリケーションを開発できるようにします。そのアプリケーションでは、トランザクション制御を行い、メインフレームと同等のデータ一貫性を保証します。また、高速なアクセス性能を提供します。
各種の基幹DBへのアクセスは、標準的なオープン技術であるSQLで統一できます。

  • リモートアクセス実行基盤のMicrosoft Access対応

メインフレーム-最新ICT環境の双方向でのDB連携を拡大

最新ICT環境に対応したDB連携システムを構築することにより、既存のアプリケーションに手を加えることなく、オープンDBをメインフレームで一元管理できます。また、メインフレームのレプリカDBを持つことで、部門/支店などの単位で独立したサーバの運用が可能となり、運用性向上が図れます。

  • SQL Serverからの差分抽出機能

基幹業務のモダナイゼーション

メインフレームの業務画面をスマートデバイスで活用できます。また、メインフレームにない端末技術の活用により、従来の端末エミュレータの枠を超えた基幹業務に変貌させることが可能になります。

  • iPad、ARROWS Tabサポート、.NETサポート

運用性向上

データ激増に対応し、かつ、確実なシステム運用ができる

スケジュールジョブが大幅に増加した場合でもジョブを管理する制御データセットの容量を監視・支援する機能により、トラブルの未然防止が図れます。また、スケジュールの一時的に変更できる機能により、ジョブネットを柔軟に運用することが可能になります。

  • ジョブスケジューラの運用性改善