Z世代社員がブランド改革を主導する! Fujitsu Gen Z Communityのアツい挑戦

社内のZ世代社員が集まった「Fujitsu Gen Z Community」。社内外のZ世代の富士通への共感を醸成することを目的に、ブランド活動を実施しています。本記事では、学生からのアンケートで「富士通のイメージが100%変化した」との結果を得られたイベントや他企業とのワークショップなどの活動を、Fujitsu Gen Z Communityの一員である入社1年目の嶋田がご紹介します!

目次
  1. 「Fujitsu Gen Z Community」って?
  2. 活動事例① 他企業との人材交流によるカジュアルなつながり創出
  3. 活動事例② 学生エバンジェリストと特別対談 ―共感を生んだ声とは―
  4. 活動事例③ 武蔵野大学とのコラボワークショップ ―「イメージが変わった」100%―
  5. 「Fujitsu Gen Z Community」のこれから

「Fujitsu Gen Z Community」って?

企業で働くなかで「うちの会社の魅力ってなんだっけ?」と感じたり、社内外から自分の会社へのイメージや評判を見聞きし「うちの会社、本当はもっといいところあるのになぁ」と感じたりしたことはありませんか?
私自身、入社前は富士通に対してかたい企業であるというイメージを持っていましたが、実際に入社してからは革新的で面白い企業だと感じており、社内外のより多くの人に同じように認識(共感)してもらいたいと思うようになりました。

社員は富士通を誇り、
社外の人は富士通に憧れる、
そんな会社への共感を醸成したい!

そんな想いを抱いたZ世代社員が集まってブランド活動を行っています。それが、2023年2月に立ちあがった「Fujitsu Gen Z Community」です。

「Fujitsu Gen Z Community」が大切にしていることは、ブランド活動をリードするマーケティング部門だけではなく、現場の社員も主役となり、自らブランドイメージを形成していくことです。
メンバーには、独自で社内サービスを立ち上げた社員や、副業で事業開発をする社員、フリーランスデザイナーとして活躍する社員、その他SNSフォロワーが40万人もいる社員やインフルエンサーなど、エネルギーが溢れる個性豊かなキャラクターが揃っています。
Gen Zメンバーそれぞれが、アツい想いをもって活動することで、Z世代を起点とした企業間をまたいだ価値創出を目指しています。次の章からはその活動事例をご紹介します。

活動事例① 他企業との人材交流によるカジュアルなつながり創出

Fujitsu Gen Z Communityは、「フジトラ」と呼ばれる富士通自身を変革する全社DXプロジェクトの企業間Next Generation活動と連携しています。この活動では、企業間コミュニティの形成、個人の成長、相互理解の促進等を目的に、企業間の人材交流を実施しています。私たちが連携する目的は、エネルギー溢れるGen Zメンバーでカジュアルな雰囲気をつくりだし、ディスカッションを活性化させることです。

2023年6月、東京電力パワーグリッド株式会社(以下、TEPCO)を招き、2Daysのワークショップを開催しました。Day1は自己紹介や悩み・課題のブレインストーミングを行い、交流を深め、Day2は富士通の変革を体感する発信基地であるFujitsu Uvance Rooftop (Executive Briefing Center)にお越しいただき、TEPCO社員と富士通社員でグループをつくり、「労働人口の減少に対する解決策」についてディスカッションしました。
それぞれの企業単独でできること、2社でできること、他を巻き込んでできることの3つの段階に分けて議論しました。

全体を通して、どのグループも明るく和やかな雰囲気で話し合い、とても盛り上がっていました。
私たちは、このように企業同士のカジュアルなつながりをつくり、協働して価値を創出することで、社会にインパクトを与えられるのではないかと考えています。今後も他企業とのつながりを拡げながら、社会に価値を創出していくような活動を推進していきます。

活動事例② 学生エバンジェリストと特別対談 ―共感を生んだ声とは―

NPO法人学生ネットワークWANが主催の、全国で先進的なチャレンジをしながら伝える力を発揮する学生を、"次世代のエバンジェリスト"として表彰する学生エバンジェリストアワード。富士通も協賛しているこのアワードで、伝統工芸とらくら代表を務める佐伯 葉奈さんがグランプリと富士通賞を受賞されました。

2023年6月、Fujitsu Gen Z Communityは佐伯さんをFujitsu Uvance Rooftop (EBC) にご招待し、弊社エバンジェリストの松本とGen Zメンバーとのパネルディスカッションを実施しました。

佐伯さんは、「企業の会社員ってこんなに柔軟な感じではないと思っていました。素敵な場所(EBC)を使わせて頂いて本当に嬉しい機会でした。」と振り返り、ビジネスマンや富士通のイメージが覆された様子でした。
Gen Zメンバーも、「自分も負けていられない」「継続と挑戦を強化しよう」と、佐伯さんの想いや活動に感銘を受けており、お互いに良い影響を与え合えられた、共感の声を生むパネルディスカッションでした。

活動事例③ 武蔵野大学とのコラボワークショップ ―「イメージが変わった」100%―

Fujitsu Gen Z Communityでは、社外の若い世代の富士通に対する共感を生み、エンゲージメントを高めるため、大学とのコラボイベントも実施しています。武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(EMC)(※1)の客員研究員で富士通アルムナイ(※2)でもある西舘 聖哉さんがきっかけとなり、EMCの学生と「2Daysワークショップ」を開催しました。

  • ※1 EMC:
    Enterpreneurship Musashino Campus の愛称
  • ※2 アルムナイ:
    卒業生・同窓生を指す英単語。企業における離職者やOB・OGを指す言葉としても使用される

Day1ではFujitsu Uvance Kawasaki TowerにEMCの学生をご招待しました。Gen Zメンバーを混ぜてグループをつくり、「富士通って何の会社?」「イケてる会社って?」というテーマのブレインストーミングからワークショップを始めました。メインのディスカッションでは、「富士通を共感する企業にするには?」というテーマのもと、活発に議論が進んでいました。

Day2は富士通社員が武蔵野大学のキャンパスに訪問。冒頭には「1分で話せ」の著者でもある学部長の伊藤 羊一さんから熱いエールもいただき、各チーム発表に臨みました。

出てきた施策案には、「変わり者社員を現場に派遣」「今までにない会社説明」「社員がプロジェクトを熱く語れるように」などがあり、学生らしい自由な発想と高いプレゼンスキルで、Gen Zメンバーも引き込まれていました。

イベント後のアンケートでは、「富士通のイメージが良くなった」と答えた学生がなんと…100%!!

参加学生から「大企業である富士通の印象が大きく変わった」、「今後もイベントがあればぜひ参加したい」と、嬉しいお声をいただきました。また社員側からも、「外部の富士通に対するイメージのギャップを埋めることができた」「自分が会社を変えていく側だという意識が強まった」などのコメントがあり、社員にとっても新たな気づきのあるイベントとなりました。

Fujitsu Gen Z Communityのこれから

ご紹介した活動以外にも、自治体とのコラボをはじめ、メンバーそれぞれの課題感や想いから立ち上がった複数のプロジェクトが進行中です。Z世代を切り口として社外との新しい接点を構築し、企業をまたいだ価値創出につなげる、私たちFujitsu Gen Z Communityの活動に今後もご期待、ご注目ください!

本記事の読者の皆さまとも、「社内外のZ世代の富士通への共感を醸成する」というゴールに向け、何かご一緒できることを楽しみにしています。(コミュニティとのコラボをご希望の方はこちらにご連絡ください)

最後に、TEPCO社員の皆さま、佐伯葉奈さん、武蔵野大学の学生の皆さんに感謝の意を表します。
彼らとの交流や、彼らの挑戦を通じて、私たちも新たな気づきや成長を得ることができました。これからも、彼らの活躍を応援し続けていきたいと思います。

富士通株式会社
グローバルマーケティング本部
コーポレートマーケティング統括部
廣木 健志

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