~被災時から復興期における高齢者への段階的支援とその体制のあり方~
平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、甚大な被害をもたらしました。東北地方は高齢化の進行が顕著であったことから、とくに高齢者に対する支援策もクローズアップされ、在宅高齢者の心身状態の悪化や介護施設の役割、介護サービス事業所によるサービス提供継続の難しさ等が、高齢者を支える基盤の大切さと脆弱さとともに浮き彫りとなりました。大震災という未曾有の困難とこうした状況の中、被災地では地域内のみならず、広域からの支援も実施されましたが、その支援方法やニーズの把握とマッチングについては課題も残っています。
弊社では、東日本大震災における高齢者支援の実態を、岩手県・宮城県・福島県下の全ての自治体と介護サービス事業所等へのアンケート調査とヒアリングを通して把握するとともに、発災時から復興期までの高齢者の支援体制とはどうあるべきかについて有識者を交えて検討を重ねてきました。そしてそこからは、広域連携などによる支援体制の構築とあわせ、地域で高齢者を支える体制の構築こそ重要であることがあらためて見えてきました。それは、現在、国が目指す地域包括ケアの姿とも重なるものと考えます。
本セミナーでは、こうした調査研究の成果を報告させていただき、災害への備えだけではなく、今後の高齢者やコミュニティへの支援、まちづくりのあり方について考えました。
開催地 | 日時 | 会場 |
仙台
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2012年3月9日(金曜日)
13時30分開演(開場13時) |
宮城県仙台市青葉区中央1ー3ー1 AER 21階
TKPガーデンシティ仙台 |
東京 | 2012年3月15日(木曜日)
13時30分開演(開場13時) |
東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝 サウスタワー 5階
株式会社富士通総研 大会議室 |
株式会社富士通総研 金融・地域事業部
(担当:瀬戸、小林)
TEL:03-5401-8386
E-mail:fri-chiiki_kaigo@cs.jp.fujitsu.com