FUJITSU Network FLEXIBLE WIFI CONNECT FP
新規販売を終了いたしました。

無線LANアクセスを自在にコントロール
FUJITSU Network FLEXIBLE WIFI CONNECT FPは、無線LANを、使いたいときに、使いたい人へ開放します。
概要
FUJITSU Network FLEXIBLE WIFI CONNECT FP(以下、FWC)は無線LANのSSID(注1)を自在にコントロールし、無線LANを利用したい人に対して開放/閉塞などの切替制御を行うことができます。 無線LANの制御は、 無線LANの管理者によるメールをトリガーとしてSSIDの開放/閉塞を行います。 この製品はSDN(注2)技術を用いて、FNETS(注3)が開発したソフトウェア製品です。
(注1)SSID:無線LAN(Wi-Fi)におけるアクセスポイントの識別名
(注2)SDN:ソフトウェアでネットワークを動的に制御する技術
(注3)FNETS:富士通ネットワークソリューションズ株式会社
導入のメリット
- 迅速に認証無しWi-Fi環境を提供
- SSIDの開放/閉塞制御をメールで切替制御
- 無線LAN APのグループ化による場所指定の切替制御
- マルチベンダー機器対応
特長
大規模災害発生時、避難住民に対し迅速に認証無しのWi-Fi環境の提供
- SSIDの開放/閉塞制御は画面操作または、メールで簡単に切替可能
- FWCは、認証無しSSIDへの完全切替ではなく、追加開放するため、職員用のSSIDは継続して利用可能
- 認証無しSSIDに全国統一のSSID名を利用することで、観光客が被災した場合も直ぐに利用可能
運用担当者がシステムに駆けつけられない場合でも、メールによるリモートでのSSIDの開放/閉塞制御
- 大規模な地震や洪水等により、運用担当者が被災し、管理端末の操作がすぐに行えない可能性もあり、そんな状況下でも、メール送信によってSSID の開放/閉塞制御の操作が可能。
無線LAN APのグループ化により、場所を限定して認証無しSSID開放/閉塞制御
- 複数の無線LAN APをグルーピングすることによって、災害発生箇所やその周辺のSSIDをまとめて開放することが可能
- メールの件名や本文へのキーワード設定を応用することにより、場所と無線LAN APグループを紐づけて、SSIDを開放/閉塞することが可能
無線LAN機器のマルチベンダー対応
- 無線LAN機器専用のソフトウェアではないため、複数ベンダーの無線LAN機器を制御することが可能
- 2021年7月時点で以下の機種をサポート(随時機種追加予定)
富士通
FUJITSU Network SR-M50AP1(V03.03, V03.05, V03.09)
FUJITSU Network SR-M610/630AP1(V20.05)※独立モードのみ
Cisco
Cisco 3500/5500シリーズ Wireless Controller(8.5.151.0, 8.10.105.0)
Ruckus Networks
Controller SmartZone 100(3.5.1.0.862, 3.6.2.0.78, 5.1.0.0.496, 5.2.1.0.515, 5.2.2.0.317)
Controller SmartZone 144(5.2.1.0.515, 5.2.2.0.317)
Zone Director 1200(10.0.1.0.44)
Aruba
Aruba Mobility Controller 7030(6.4.4.8)
Aruba Mobility Controller 7205(8.2.2.9)
IAP-275/315(8.3.0.3)
※CiscoおよびRuckusは無線LANコントローラ経由の制御となります。
※Arubaは無線LANコントローラおよび仮想コントローラ経由の制御となります。
機能
Webブラウザにて管理画面を提供
全体地図表示画面/拠点地図表示画面
- 拠点の場所や、無線機器の配置を示す地図を表示。
- 地図上のアイコンをマウスオーバーすることで、接続中人数など、SSIDの状況をポップアップ表示。
- 地図上のアイコンの色で、無線機器や拠点の状態が識別可能。
メール切替条件管理画面
- 切替メールとして認識する条件を管理。
- 制御対象装置の切替/切戻を行う条件を管理。
- 登録した条件に合致したメール受信にて、登録した動作(切替プロファイル)に従い、切替/切戻処理を実施。
- 条件に紐付けて、制御を行う装置を登録することで、任意の装置の切替/切戻が可能。
装置管理画面
- FWCが制御する無線装置情報の参照/更新。
- 登録した無線機器の管理情報を表示。
- 装置のステータスは色分けして表示。
統計情報表示画面
- 拠点/装置単位で利用状況を表示。
- 指定した期間の接続人数をグラフ形式または表形式で表示。(最長指定可能期間:90日)
- 統計情報は、拠点毎/装置毎に表示することが可能。
利用シーン
災害時のご利用
- 大規模な地震・洪水等での避難所のSSIDを一時的に切替をすることで、被災者の通信手段を確保することが可能
イベントや会議時のご利用
- 普段は認証有りSSIDを利用し、行事やイベントの際に、認証無しSSIDの切替を行うことが可能
- 「視聴覚室のみ有効化」等、ピンポイントな指定切替も可能
システム動作環境
FWCが稼働するための要件は、以下のとおり。
※サーバは物理/仮想どちらでも可。機種依存文字はサポート対象外。
FWCインストール環境
ハードウェアスペック
- CPU : 2コア以上
- メモリ : 8GB以上
- HDD : 500GB以上
- NIC : 1ネットワークインターフェース以上
サーバOS
- Red Hat Enterprise Linux 7.7/8.2(64bit)
- ロケール : ja_JP.UTF-8
FWC接続用管理端末
Webブラウザ
- Google Chrome
メール関連
切替メール形式
- MIMEタイプ : text/plain(multipart/alternative内のtext/plainも含む)
- 文字コード : ISO-2022-JP
メールサーバ
- 送信 : SMTP, SMTP(STARTTLS)-AUTH
- 受信 : POP3, POP3s, IMAP, IMAPs
留意事項
- 本ソフトウェアは、日本国内のネットワーク環境への導入が必要です。
- 本ソフトウェアを導入しているサーバからインターネットへ接続可能な環境が必要となります。
- 本ソフトウェアで使用する専用のメールアカウントが必要となります。
商標について
- 記載されている製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。
- 「FLEXIBLE WIFI CONNECT」は当社の登録商標です。
- 【特許第5915712号】取得済み。
本製品は、2022年6月をもちまして新規販売を終了いたしました。