10G-EPONシステムU9500H / OLT

より競争力のあるケーブルインターネットサービスの実現に向けて
2.5Gbps/10Gbps・DPoEに対応した10G-EPONシステム
概要
1本の光ファイバーから分岐技術により複数の住宅に効率的なサービス提供(FTTH)が可能な、次世代PONシステムです。 1Gbpsに加え、2.5Gbps、次世代の10Gbpsをサポートしているため、ケーブルテレビ事業者の段階的かつ経済的なインターネット・映像配信サービスメニューの拡充が可能になります。
導入のメリット
- 1Gbps/2.5Gbps/10Gbpsを同一ボード内で切り替えが可能
- 米国Cable Labsの標準規格DPoEに準拠
- アップリンク160Gbpsを実現
- 高速・大容量L3スイッチ機能内蔵
特長
1Gbps/2.5Gbps※/10Gbpsを同一ボード内で切り替えが可能
PONインターフェースカードは1Gbps~10Gbpsに対応しており、SFPモジュール(注1)を交換することでポート単位に1Gbps/2.5Gbps/10Gbpsに切り替えが可能です。特に通信キャリアが現在提供する最速の2.5Gbpsサービスが提供可能となり、より柔軟で段階的な光インターネットサービス を実現できます。
※:2.5GbpsサービスはDPoE運用時のみのサポートとなります。
米国Cable Labsの標準規格DPoEに準拠
Cable Labsが策定したDPoE(注2)に準拠しており、既存のケーブルモデム運用管理システムを活用することが可能で、新たに運用管理システムを増設する必要がなく、経済的かつ運用負荷増大も抑えることに貢献します。
<DPoE機能による既存DOCSIS運用管理サーバからの一括管理イメージ>
アップリンク160Gbpsを実現
アップリンクインターフェースに10Gbps×8ポートを2スロット搭載が可能なため、アップリンク160Gbpsという業界トップクラスの高速・大容量ネットワークを実現できます。これにより大量に発生する加入者側トラフィックをストレスなくインターネットに接続することが可能になります。
高速・大容量L3スイッチ機能内蔵
1.92Tbpsのスイッチング容量を備えるノンブロッキングスイッチファブリック(注3)となっており、L2/L3(注4)機能も搭載しているため、OLT(Optical Line Terminal)を集約するL2スイッチを必要としません。
U9500H/OLT
注釈
- 注1SFPモジュール:光ファイバーを通信機器に接続する機器
- 注2DPoE:DOCSIS Provisioning of EPON. 米国Cable Labsが策定した、EPONをケーブルモデム運用管理システムで制御する仕様。
- 注3ノンブロッキングスイッチファブリック:すべてのポートに対して、ワイヤスピードでフレームが送られてきても、スイッチが遅延することなくすべてのフレームを転送することができる機能。
- 注4L2/L3機能:OSI基本参照モデル(標準通信プロトコル階層モデル)のL2(データリンク層)、L3(ネットワーク層)に対応した機能。
商標
- Cable Labs、DOCSIS、DPoE は、米国 Cable Television Laboratories, Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- 記載されている製品やサービスの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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