プレスリリース
2016年5月25日
2015年度決算
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:岡平司)は、2015年度決算を下記の通り、お知らせいたします。
記
1. 2015年度業績(2015年4月1日~2016年3月31日)
[単位:百万円]
2015年度 | 2014年度 | 前年比 | 増減率 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 51,993 | 60,286 | △8,293 | △13.8% |
営業利益
(営業利益率) | 432
(0.8%) | 2,947
(4.9%) | △2,515
(△4.1%) | △85.3%
|
当期純利益 | 206 | 1,826 | △1,620 | △88.7% |
2. 2015年度業績内容
売上高は519億9千3百万円(前年比13.8%減)、営業利益は4億3千2百万円(前年比85.3%減)と減収減益となりました。
マーケット(注1)別では、民需ビジネスの売上高が微増したものの、キャリアビジネス、官公庁・自治体ビジネスは、通信キャリアのネットワークインフラへの設備投資抑制や、水防災システム関連ビジネスの減少などの影響により減収となりました。また、セグメント(注2)別では、ストックビジネスを除いて減収となりました。営業利益は、売上減少の影響に加え、通信キャリアの投資抑制に伴い、他のマーケットでも競争が激化し価格が下落したことや、営業費用の増加などの要因により大幅減益となりました。
(注1)マーケット:キャリア、官公庁・自治体、民需
(注2)セグメント:工事・現調(現地調整)、SE、ストック、プロダクト
当期におきましては、「ひとにやさしいネットワークの実現」を掲げ、お客様とともに新たな価値を創造し、安全、安心、快適かつ高品質なネットワークインテグレーション・サービスを提供しました。また、事業領域の革新にも取り組んでまいりました。
商品では、スマートデバイスのアプリ向けのコンテンツ配信と、端末利用者の位置情報をビッグデータとして収集するサービスを一体化した位置情報活用プラットフォーム「FUJITSU Ubiquitous Computing Service POSIGEO(ポシジオ)」をクラウドサービスとして2015年6月に発売しました。また、2015年11月には、情報配信量を従来の8倍に拡張して、スマートデバイスに直接配信できる「FUJITSU IoT Solution 情報配信型ビーコン BEACONETS(ビーコネッツ)」を発売しました。
ビジネスの拡大に向けた経営基盤の強化においては、2015年10月にネットワークインテグレーションビジネスの拡大を目的として、株式会社東邦ネットワークテクノロジーの発行済株式について、当社の出資比率を34%から51%に変更し、当社の連結子会社としました。これにより商号は「富士通東邦ネットワークテクノロジー株式会社」に変更しました。
3. 2016年度業績の見通し(2016年4月1日~2017年3月31日)
[単位:百万円]*( )は対前年比
売上高 | 営業利益 | (営業利益率) | 当期純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年度 | 62,511 | (20.2%) | 2,720 | (529.6%) | 4.4% | (3.5%) | 944 | (358.2%) |
報道関係者お問い合わせ先
富士通ネットワークソリューションズ株式会社
総務人事部
TEL:045-752-9703
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