プレスリリース

2010年3月10日

ケーブルテレビ事業者向け 統合運用管理システム
「オペらくだ」を発売

運用業務の大幅な効率化を実現し、安価に構築

富士通ネットワークソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:田村篤夫、以下 FNETS)は、ケーブルテレビシステムのネットワーク機器、伝送機器、無線機器を一元的に管理することにより、放送サービス、インターネットサービス、IP電話サービスなどの効率的なサービス運用を提供する統合運用管理システム「オペらくだ」を、今春より発売いたします。

現在ケーブルテレビネットワークは、TV番組の配信、インターネットサービス、IP電話サービスなどの有線通信サービスのほか、WiMAXをはじめとする高速無線サービスも加わり、ネットワークインフラとして複雑化してきております。一方、ケーブルテレビ事業者においては、各種機器別に提供されている複数の異なる管理システムを使用した管理を実施しており、その結果として、故障発生時のサービスへの影響や故障の範囲の把握が難しく、担当者のスキル・ノウハウに依存しております。

今回開発したケーブルテレビ統合運用管理システム「オペらくだ」は、各種機器の一元管理機能/サービス運用状態の管理機能を提供することにより、障害発生時のサービス/お客様への影響の即時把握、障害発生時の的確な復旧作業/お客様への迅速な対応を可能にいたします。また、FNETSがこれまでの運用・保守業務実績で得たノウハウを生かした強力な運用支援機能により、ケーブルテレビ事業者の運用管理業務の大幅な効率化に貢献いたします。

また、価格につきましては、従来の1/2(当社比)と安価な構築を実現いたしました。

さらに、本システムを活用し、ケーブルテレビ事業者で実施している運用管理業務を支援する運用管理ソリューション(24時間365日のリモート管理サービス)の提供も予定しております。

なお、本システムは、6月24日~26日に開催される「ケーブルテレビショー2010」(池袋サンシャインシティ)にて展示する予定です。

オペらくだの統合管理イメージ

オペらくだの統合管理イメージ

オペらくだの特長

①統合監視の実現によるサービス運用状態管理
放送、インターネット、無線(WiMAX、BWA (*1) など)の各機器を一元管理することにより、全体状況の可視化、サービス単位での管理を可能とし、障害発生時にどのサービスに影響があるかが即時に把握できます。
②加入者/地域への影響管理
障害発生箇所/影響加入者の範囲をグラフィカルに表示することにより、障害原因/対応状況を容易に把握することが可能となり、加入者からの問い合わせに対しても迅速な対応によるお客様満足度向上が期待できます。
③運用作業支援の充実
緊急レポート作成・通知機能により、システムの稼働状況を容易に把握できます。また、月報/週報/日報などの定期運用レポート作成機能により、ケーブルテレビ事業者の日常の運用管理業務の効率化が可能となります。
④個別~MSO (*2) の幅広い管理の提供
個別事業者はもちろんのこと、MSO事業者向けの管理機能を提供(共有設備管理、個別事業者向けビューなど)しており、幅広いケーブルテレビシステムの管理が可能となります。
⑤リモート運用管理サービスの実現
リモート運用管理のための連携機能を具備しており、当社コールセンターからもお客様サイトと同レベルでの運用管理が可能であり、きめの細かい24時間365日リモート運用管理サービスを利用できます。

*1 BWA:Broadband Wireless Access
*2 MSO:Multiple Systems Operator

実際の運用イメージ

実際の運用イメージ

販売目標

3年間 100システム

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。

「オペらくだ」は、現在商標登録申請中です。

報道関係者お問い合わせ先

富士通ネットワークソリューションズ株式会社
総務部(広報担当)
TEL:044-210-6512FAX:044-200-1151
E-mail: fnets-pr@cs.jp.fujitsu.com

お客様お問い合わせ先

富士通ネットワークソリューションズ株式会社
ソリューション開発本部ビジネス推進統括部販売推進部
TEL:044-210-6522FAX:044-200-1139




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