株式会社ケーブルテレビ富山 様

高品質な工事で信頼の光サービス提供へ

工事品質と地域密着の地盤で光サービスの提供を支援

都市型FTTH化伝送路工事

地域密着の情報発信により、地域の方々の厚い支持を集めるケーブルテレビ富山様。2014年5月より光テレビ、光ネット、光電話のサービス「MITAST(ミタスト)」を開始しています。
FNETSは都市型FTTHを構築する伝送路工事を担当。確かな工事品質で、光サービスの提供を支えています。

課題
  • HFCに代えて都市型FTTH化を推進したい。
  • 長期的な運用ができる安定した設備基盤を構築したい。
選定理由
  • 工事の進捗管理、進捗計画が優れている。
  • 地元に根ざし工事会社との連携が良い。
  • 既存の伝送路工事を保守してきた信頼感。
効果
  • 段階的に開始される光サービスへの問い合わせが増えた。
  • 第1期工事はスケジュールを前倒しして順調に進捗。

大容量サーバと省スペースな密閉型サーバラックシステムを導入し、サーバの安定稼働が実現。データ保存の信頼性が高まり、快適な職場環境が構築できました。

背景

今年で創立20周年を迎え、富山県下に約9万6千世帯の加入者を持つケーブルテレビ富山様。地域に密着した番組制作・放送など、地域に欠かせない情報を発信し続けてきました。同時に、ケーブルテレビインフラを活用したインターネットや電話などのサービスにも注力されています。2014年5月には、光テレビ、光ネット、光電話のサービス「MITAST(ミタスト)」を開始。地域にとってかかせない情報プラットフォームとなるための取り組みを続けています。光サービスの開始の背景として本林社長は「光インターネット回線の普及が進む中、既存のHFC方式では性能面で他社に劣ります。地上波デジタル放送開始に伴う加入者増加の波も受け、都市型FTTH化事業の推進を決断しました」とおっしゃっています。

光サービス提供の根幹となるFTTH伝送路工事を担当させていただいているのがFNETSです。もともとFNETSはHFC伝送路工事や保守をお手伝いさせていただいており、富士通グループとしては1995年のケーブルテレビ事業開始以来、約20年のお付き合いがありました。「これまでの実績が、質の高い提案にも結びついていた」と西様はおっしゃいます。「発注会社は競争入札により選定しましたが、FNETSの提案は工事の進捗管理などが非常に優れている。伝送路を知り尽くしていることが計画の随所に表れていました。また、営業所が本社に近いため相談しやすく、保守対応の体制が盤石なことも安心して任せられると感じた点です。そして工事品質の高さと技術力が信頼できるということは、長い関係の中から明らかでした」。ケーブルテレビ富山様から発注いただいたことにより、FNETSにとっては初の都市型FTTH化伝送路工事の受注となりました。

株式会社
ケーブルテレビ富山
代表取締役社長
本林 敏功 様

概要

都市型FTTH化事業の第1期伝送路工事は2013年8月に開始。ケーブルテレビ富山様の入る電気ビルを中心としたエリアは天候にも恵まれ、予定より2週間早く進捗し、2014年3月に完工しています。第2期工事は2014年7月から始まっており、続く第3期工事は2015年4月より開始予定です。

第1期工事は大きなトラブルもなく順調に推移。中田様はFNETSの進捗管理を評価してくださっています。「FNETSはこれまでの伝送路工事の実績から、工事を進めるにあたって必要な情報を持っているので進捗が速い。当社は、今回の工事を実施するにあたり、FTTH構築チームを立ち上げて工期に遅れが出ないよう、工事に必要な事前申請などを行いました。その結果、FNETSさんにはスムーズに工事をしていただくことができたと思っています」。

また「地元の工事会社との連携も鮮やか」と西様。「長く地元に根付いて地盤を築き上げてきたFNETSだからこそ、現場を熟知し工事会社とあうんの呼吸で連携することができるのだと思います。その連携力が確かな実力として表れていますね」。

株式会社
ケーブルテレビ富山
執行役員 技術部長
西 和雅 様

効果

5月の光サービス開始に伴い、お客様の問い合わせが増え、加入者数の増加につながっています。現在は富山市内中心部で提供されていますが、伝送路工事の完工とともに順次サービスエリアを拡大する予定です。「都市型FTTH化の効果はサービスエリア内全域で光サービスの提供が始まってから見えてきます。当社にとって都市型FTTH化は『第2の創業期』とも言える重大な事業です。快適なネット、テレビ、電話のサービスを確実に実現していきたいと考えています」と本林社長はおっしゃっています。

工事が完了した伝送路は安定的に運用されており、工事品質の高さを改めて評価していただけています。「これまで故障対応をしっかりと実践してこられた経験が、設計や工事計画にも反映されているのではないかと思います。品質に対する責任を持って工事にあたってくれました」と中田様はおっしゃっています。

株式会社
ケーブルテレビ富山
技術部 副部長
中田 直樹 様

今後の展開

サービスエリア内全域へのサービス提供に向けて、FNETSへの期待を語ってくださいました。

「長期にわたり品質を保っていけるような設備の構築が目標です。期待を裏切らない性能を発揮する伝送路に期待しています。そして何よりも、工事後のメンテナンスが大切です。何かトラブルがあったらすぐに対処していただける。そんな保守体制を築いてほしいですね。」(西様)

「FTTHというインフラが出来上がった後、加入者にどのようなサービスを提供していけるのかを、一緒に汗を流して考えてほしいと思いますね。加入者からケーブルテレビへの上りの回線を活かしたコンテンツにはどのようなものがあるか、外からの視点で提案していただくことを期待しています。」(中田様)

「富山県で事業を行う以上、地元の発展に貢献してほしいと考えています。地元の工事会社を使っていただき、地元で働く人の雇用を作る。富山県に根ざした企業として、当社はその役割を果たしたいと考えていますし、FNETSにもその責任を果たしていただきたいですね。」(本林社長)

FNETSは今後も地域に密着し、お客様の事業をサポートし続けます。

7月8日には第2期工事の安全祈願祭が行われました

緻密な工程管理のもとで行われた伝送路工事

光サービス「ミタスト」のイメージキャラクター
「ミタスト君」

株式会社ケーブルテレビ富山 様

設立1994年4月
所在地富山県富山市桜橋通り3-1 富山電気ビル新館3階
資本金20億1,060万円
従業員数110名(2014年7月現在)
ホームページhttps://ctt.ne.jp/

地域密着の情報発信を軸により快適な情報環境の提供を追求

「地域に輝きと感動を」を企業理念に、ケーブルテレビ富山様は地上波テレビ放送をはじめ、2つのコミュニティチャンネルやデータ放送を通じて、地域の情報、文化、市民に役立つ行政情報を発信し、地域活性化に貢献しています。2014年5月よりテレビ、ネット、電話がセットになった光サービス「ミタスト」を開始。地域の皆様へより快適な情報環境の提供を目指しています。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

[2014年8月4日掲載]

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