国際情勢と先端技術を横断的に研究し、富士通グループの中長期戦略の策定・実行を支援するシンクタンク
設立趣意
国際情勢は激動の時代を迎えています。その変動は、政治、経済、技術、安全保障等、多くの分野に及び、企業を取りまく事業環境も急速に複雑化しています。先端技術をめぐる米中対立の深刻化はその一例です。更に、新型コロナウィルスの急速な感染拡大は、この変化を一層加速させています。
テクノロジーを駆使してグローバルな顧客にサービスを提供することをビジネスモデルの根幹とする富士通は、まさにその渦中にあります。富士通グループが今後一層成長を加速するためには、ポストコロナ時代のニューノーマルをも見据えて、このような様々な動向を総合的に把握し、中長期的な経営戦略を構想し、実行していく必要があります。
よって、ここに初代国家安全保障局長の谷内正太郎氏を理事長に迎え、そのためのシンクタンクとして富士通フューチャースタディーズ・センター(FFSC)を設立します。FFSCは、インハウスの精鋭に加え、第一線で活躍する研究者、実務家、ビジネスパーソンなどと協力し、地政学的な観点を含めた国際情勢と先端技術の動向を横断的に研究するとともに、富士通グループの中長期戦略の策定・実行を支援することを目的とします。
2020年4月1日
富士通株式会社
代表取締役社長 時田隆仁
理事長メッセージ
富士通フューチャースタディーズ・センター(FFSC)は、富士通の中長期戦略のためのシンクタンクであり、その点を特徴としています。富士通グループが今後一層成長を加速するためには、ポストコロナ時代のニューノーマルをも見据えて、これまで以上に時代を先取りした、明快で柔軟な戦略が必要となります。
FFSCは、このような視点から、国際情勢、先端技術、中長期戦略を研究テーマとして、第一線で活躍する研究者・実務家等と協力して活動していきます。またそのために、外交や安全保障をはじめとした、私の経験と知識、人脈をお役に立てたいと思います。
理事長 谷内正太郎
会社情報
会社名 | 富士通フューチャースタディーズ・センター (Fujitsu Future Studies Center) |
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理事長 | 谷内 正太郎 |
代表取締役社長 | 井川 貴博 |
会社設立日 | 2020年4月1日 |
所在地 | 東京都港区六本木一丁目 |